SHIBUYA109が運営するマーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab.」が、女子高生と女子大生を対象に「スマホの中身」調査を行なった結果を発表しました。
写真や動画の撮影から動画視聴、情報収集まで、女子高生や女子大生に限らず、今やスマホなしには考えられません。今回は調査結果をもとに、女子高生と女子大生たちの消費行動や生活、エンターテイメントへの接し方を推測。
一都三県の女子高生・女子大生を対象としたWeb調査や東京・渋谷の商業施設「SHIBUYA109渋谷」の来館者調査、グループインタビューなどの結果から、若い女性とスマホの関わりを考えてみたいと思います。
なお、本調査は2020年2月の期間で、15歳から24歳女性500名を対象に実施されました。
これは別に女子高生や女子大生じゃなくても多くの人が納得するところではと思います。生活の基盤にもなりつつあるLINE。意外性は特にありませんね。
最近は「友達と最初に交換するのは『LINE』ではなく『Instagram』のアカウント」という意見も多く、InstagramのDMでコミュニケーションを取り合い、親しくなってからLINEのアカウントを交換するという流れも主流となりつつあるようです。
理由として、女子高生や女子大生たちは日常の出来事をInstagramのストーリーズで投稿することが多く、ストーリーズがきっかけでコミュニケーションが生まれるケースが増えていることが関係しているとSHIBUYA109 lab.は分析しています。
やはり若者層とあってFacebookが入ってないですが、そもそも年々Facebookを利用する人が日本では減ってる印象を受けますね……。
若年層から支持を集めるYouTuberなどもTikTokと並行して活動するケースが増えています。
また高校生たちの間でもTikTokで撮影した動画をInstagramのストーリーズに投稿するなど、SNSを横断した動きも当たり前になっていますね。
動画加工のツールが多いTikTokでつくった動画を、仲間内のコミュニケーションの中心的な役割を担うInstagramのストーリーズでも拡散するなど、目的別に利用しているようです。
今回の2020年の調査においても、「必須アプリ」9選の中に自撮り用カメラアプリが2つランクイン。自撮りに使うアプリへのこだわりは女子高生、女子大生たちの特徴と言えるでしょう。
また、カメラアプリを使い分けしているという実態も明らかに。「少人数での自撮りやスタンプ機能を楽しむときは『SNOW』、自撮りを盛りたい時は『Ulike』」「一緒に写真を撮る友達と相談して使うアプリを決める」などの声が挙がったそうです。
おじさんたちは、他人の写真をSNSにアップするときはちゃんとカメラアプリを使って編集して、許可を取ってから行いましょうね。喧嘩などの原因になり得ます。
「いらなくなったヲタ活グッズや洋服、 コスメなどを販売している」という声から「オリジナルグッズをつくって販売している」という人も。
購入ではなく、販売することを主な目的として利用する人が多いようです。
また、定価では手が届かないブランド品を少しでも安く購入したい際に利用するという声もありました。
女子高生や女子大生たちは「失敗しないための情報収集」に力を入れる傾向にあり、信頼できる人のお勧めする口コミやレビューを得るためにSNSやアプリを駆使するようです。
中でもLIPSは膨大な量コスメを紹介しており、かねてからの口コミサイトの代表格「アットコスメ」と並んで人気アプリとなっています。
調査の中で行われたグループインタビューでは「特に、写真や動画加工のアプリは、友達が使っている物を見たことがきっかけで、自分もダウンロードした」という声や、「使用用途が決まっている時は、アプリストアのランキングを参考にしている」という実態も明らかになっています。
また女子高生や女子大生は「動画視聴」に時間を割く傾向にあり、YouTube上の広告接触も多いことが分かります。
挙がったアプリはことさら女子高生/女子大生ならでは、というものでもなく、広く知られて使われているアプリが順当に入った結果です。しかしながら、そのアプリの使い方やシーンには独自のものがあります。
アプリも様々な分野で発展し、充実したものとなっていますが、若者たちの心に刺さる次世代アプリの登場はいつも楽しみですね。
写真や動画の撮影から動画視聴、情報収集まで、女子高生や女子大生に限らず、今やスマホなしには考えられません。今回は調査結果をもとに、女子高生と女子大生たちの消費行動や生活、エンターテイメントへの接し方を推測。
一都三県の女子高生・女子大生を対象としたWeb調査や東京・渋谷の商業施設「SHIBUYA109渋谷」の来館者調査、グループインタビューなどの結果から、若い女性とスマホの関わりを考えてみたいと思います。
なお、本調査は2020年2月の期間で、15歳から24歳女性500名を対象に実施されました。
TikTokにSNOW、Ulike、メルカリ、LIPS…JKとJDたちの必須スマホアプリ9選
LINE:電話とメールに代わるメインの連絡手段
グループインタビューでは、仲の良い友達でも「LINEアカウントは知っているが電話番号は把握していない」という声が多数との結果が。これは別に女子高生や女子大生じゃなくても多くの人が納得するところではと思います。生活の基盤にもなりつつあるLINE。意外性は特にありませんね。
Twitter・Instagram・YouTube:情報源かつコミュニケーションツール
20歳前後の若者にとって重要な情報収集源であり、コミュニケーションツールとなっているSNSが3つノミネート。最近は「友達と最初に交換するのは『LINE』ではなく『Instagram』のアカウント」という意見も多く、InstagramのDMでコミュニケーションを取り合い、親しくなってからLINEのアカウントを交換するという流れも主流となりつつあるようです。
理由として、女子高生や女子大生たちは日常の出来事をInstagramのストーリーズで投稿することが多く、ストーリーズがきっかけでコミュニケーションが生まれるケースが増えていることが関係しているとSHIBUYA109 lab.は分析しています。
やはり若者層とあってFacebookが入ってないですが、そもそも年々Facebookを利用する人が日本では減ってる印象を受けますね……。
TikTok:around20トレンドの起爆剤
今、around20の間でトレンドとなるアーティストや楽曲、インフルエンサーはTikTokでの投稿が話題を集め、人気のきっかけとなる事例が増えています。若年層から支持を集めるYouTuberなどもTikTokと並行して活動するケースが増えています。
また高校生たちの間でもTikTokで撮影した動画をInstagramのストーリーズに投稿するなど、SNSを横断した動きも当たり前になっていますね。
動画加工のツールが多いTikTokでつくった動画を、仲間内のコミュニケーションの中心的な役割を担うInstagramのストーリーズでも拡散するなど、目的別に利用しているようです。
SNOW・Ulike:自撮り用カメラアプリは2つ以上は欲しい
2019年にSHIBUYA109 lab.が行なった自撮り用カメラアプリの平均ダウンロード数の調査では、平均2.7個という結果に。今回の2020年の調査においても、「必須アプリ」9選の中に自撮り用カメラアプリが2つランクイン。自撮りに使うアプリへのこだわりは女子高生、女子大生たちの特徴と言えるでしょう。
また、カメラアプリを使い分けしているという実態も明らかに。「少人数での自撮りやスタンプ機能を楽しむときは『SNOW』、自撮りを盛りたい時は『Ulike』」「一緒に写真を撮る友達と相談して使うアプリを決める」などの声が挙がったそうです。
おじさんたちは、他人の写真をSNSにアップするときはちゃんとカメラアプリを使って編集して、許可を取ってから行いましょうね。喧嘩などの原因になり得ます。
メルカリ:お小遣い稼ぎに活用!
ちょっとしたお小遣い稼ぎにメルカリを利用している人が多いということも明らかになりました。「いらなくなったヲタ活グッズや洋服、 コスメなどを販売している」という声から「オリジナルグッズをつくって販売している」という人も。
購入ではなく、販売することを主な目的として利用する人が多いようです。
また、定価では手が届かないブランド品を少しでも安く購入したい際に利用するという声もありました。
LIPS:コスメには、口コミチェックが欠かせない
LIPSはコスメやヘアカラー、ネイル、スキンケアなどの「口コミ」や「How To」がチェックできるアプリです。女子高生や女子大生たちは「失敗しないための情報収集」に力を入れる傾向にあり、信頼できる人のお勧めする口コミやレビューを得るためにSNSやアプリを駆使するようです。
中でもLIPSは膨大な量コスメを紹介しており、かねてからの口コミサイトの代表格「アットコスメ」と並んで人気アプリとなっています。
アプリDLのきっかけ、参考情報は「友達の口コミ」
スマホにダウンロードしているアプリをカテゴリーで分けると最も多いのは「SNS(84.0%)」、次いで「動画視聴(無料)(75.8%)」「コミュニケーションアプリ(73.8%)」ということも判明。 アプリをダウンロードするきっかけについては、最も参考にしている情報は「友達の口コミ」 (38.5%)でした。次いで「アプリストアのランキング(34.8%)」「YouTube広告(21.3%)」という結果も。調査の中で行われたグループインタビューでは「特に、写真や動画加工のアプリは、友達が使っている物を見たことがきっかけで、自分もダウンロードした」という声や、「使用用途が決まっている時は、アプリストアのランキングを参考にしている」という実態も明らかになっています。
また女子高生や女子大生は「動画視聴」に時間を割く傾向にあり、YouTube上の広告接触も多いことが分かります。
挙がったアプリはことさら女子高生/女子大生ならでは、というものでもなく、広く知られて使われているアプリが順当に入った結果です。しかしながら、そのアプリの使い方やシーンには独自のものがあります。
アプリも様々な分野で発展し、充実したものとなっていますが、若者たちの心に刺さる次世代アプリの登場はいつも楽しみですね。
アンケート調査概要
1.SHIBUYA109ガールズ調査
調査期間:2020年2月
調査対象:SHIBUYA109 来館者around20(15~24歳)女性
有効回答数:N=100
2.WEBアンケート調査
調査期間:2020年2月
調査対象:1都3県在住 女性 高校生・大学生
有効回答数:N=400(高校生:200/大学生:200)
3.グループインタビュー
調査期間:2020年2月
調査対象:女性 高校生・大学生
有効回答数:N=10(高校生・大学生 各5名) 調査実施・分析:SHIBUYA109 lab.(運営:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント)
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