API有償化や閲覧回数の制限など、数多の仕様変更によって、Twitterから他のSNSへ移行しようとする動きが相次ぐ今。
Meta社が開発する“Twitterの競合アプリ”と報じられていた「Threads」は、ポストTwitterの大本命とも目されていました(外部リンク)。
この記事では、そんな「Threads」の始め方&使い方を紹介します!
Meta「Threads」始め方 Instagram連携が必須
Instagramのテキストベースの会話アプリ「Threads」でコミュニケーションをより豊かに
Threadsは、コミュニティが集い、関心のあるトピックから次に来るトレンドまで何でも話し合える場です。興味・関心のジャンルが何であれ、お気に入りのクリエイターや自分と同じ興味・関心を持つ人をフォローし直接つながることができます。あるいは、自分の熱心なファンを増やし、世界に向けて自分のアイデアや意見、クリエイティビティを発信することができます。 Threads, an Instagram app|Google Playストアの紹介文
App Store/Google Playストアからアプリをダウンロード
「Threads」は執筆現在(7月6日)、App StoreおよびGoogle PlayストアでiOS/Androidアプリが提供されており、Webブラウザからは利用できません。まずは、スマートフォンでアプリストアから「Threads」アプリをダウンロードします(この記事ではAndroid版を例にしています)。
Instagramのアカウントでログインする
「Threads」をはじめるには、Instagramのアカウントと連携する必要があります。ユーザーネーム(@の後に続く文字列)やパスワードなども共通です。Instragramのアカウントがない人は別途開設してください。
フォローしていない人の投稿もフィードに表示
「Threads」のフィード(Twitterのタイムラインに相当)や新規スレッド作成の画面がこちら。確認できる限り、7月6日時点での「Threads」の仕様は以下の通りです。
なお、将来的に「Threads」はMastodonなど他のSNSプラットフォームとも、フォローややり取りできるようになるとしています。・投稿できる文字数は最大500文字(日本語・英数字問わず)
・投稿には写真・動画(最大5分)・URLなどを添付できる
・フィードにはフォローしていないユーザーの投稿も表示される
・Twitterのトレンドに相当する機能はない
・アカウントは検索できるが、投稿の検索できない
・投稿を再投稿(Twitterのリツイートに相当)したり、引用(Twitterの引用リツイートに相当)したりできる
・投稿をInstagramのストーリーやフィードに共有したり、投稿のリンクをコピーできる
・アカウントを非公開(承認済みのフォロワーのみ)にもできる
「Threads」はポストTwitterになり得るのか?
FacebookとInstagramを開発するMeta社がテキストSNSに参入。現在混乱の最中にあるTwitterに取って替わる存在になるのではないか、という期待が持たれている「Threads」。個人的には、Instagramとの連携が必須な点や、ひとつしかないフィードにフォローしていない投稿が表示されてしまう点、ハッシュタグやトレンドに相当する機能がない点などが気になっています。
少なくとも現状の「Threads」の仕様では、Twitterからの移行先に選ぶは難しいと思ったのが正直なところです。
Twitterは、自分の趣味や用途ごとに複数アカウントを使い分けての運用が当たり前となっていますが、「Threads」ではInstagramのアカウントの紐づけが必須であり、IDの変更もできません。
この点で、複数アカウントでの運用があまり推奨されていない、匿名性の低いSNSを目指していることがわかります。
その一方で、これまでTwitterを使っていなかった(あるいは苦手で離れていた)Instgramユーザーが、「Threads」を利用する動きも見られています。
Twitterと「Threads」、似たようなUIと機能を持つテキストベースのSNSですが、また違う文化圏が形成されていくのかもしれません。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント