TwitterやFacebook、Instagram……もう何個もSNS登録しててわけわかんねーし、なんか知り合いが繋がりまくってストレスめっちゃ溜まる!っていう人を多く見かける今日このごろ。
むかしはたくさん投稿してた人も、最近あまり見かけなくなったな……と思うことが増えてきました。
ともすれば、SNS停滞期とすら感じてしまう現在ですが、Mastodon(マストドン)というSNSがここにきて大きな話題となっています。
基本的な機能はTwitterに類似した、ミニブログと呼ばれるジャンルのSNSなのですが、いろいろと一線を画しています。
日本では4月15日くらいから話題になっているのですが、やけに名前見るけどまだ参加してない……(というか別に参加したくない……)という人も多いはず。この記事ではMastodonの基礎的な情報や用語を解説していきたいと思います。
インスタンスというのは、Mastodonを動作させるためのサーバーのこと。外側の機能が同じでも、サーバが違えばユーザーも違います。
あまりインターネットに詳しくない人には、TVにおける「チャンネル」のようなものだと思っていいです。MMORPGをやってた人は◯◯鯖みたいなものだと考えると理解できるとかと思います。
すでに数多くのインスタンスが個人や有志、企業によって立ち上げられており、インスタンスごとに特色が生まれつつあります。
Mastodonでは、ローカルライムラインと、インスタンスを横断した連合タイムラインが存在します。 ローカルタイムラインは、同じインスタンスで登録したユーザーの発言を見ることができるだけですが、連合タイムラインは、ローカルユーザーが連合を横断してフォローしたユーザーや、そのユーザーがブースト(Tiwtterでいうリツイート)したユーザーの発言も見れるというもの。
ただたんに、インスタンスごとの発言を見れるだけでなく、インスタンスをまたいだ関係性もつくることができます。
pixivのプロダクトマネージャー・清水智雄さんは、そんなMastodonというサービスの特徴を「街のようなもの」と表現しています。また、インスタンス間の通信をブロックすることもでき、それは「国交断絶」などと揶揄されることから「国」のようなものと捉える人も多いようです。
ちなみにTwitterでは投稿することを「ツイート」と言いますが、Mastodonでは「トゥート」といいます。発音しづらいです。
「タイムラインの王子さま」ことカツセマサヒコさんが500文字程度の投稿をしていましたが、こんな感じの文量です。
「CW」ボタンをチェックして、注意文と本文を書くと…… タイムライン上では、「もっと見る」を押すことで本文が表示されます。 たとえばアニメや漫画のネタバレを書いても、「もっと見る」というボタンを押さなければ表示されないため、フォロワーに気を使うことなく自分の感想が書けちゃいます。
また、「NSFW」という画像に適用できる機能も。こちらは「Not safe for work」の略で、つまり「職場閲覧注意」という意味。これを設定すれば、クリックするまで画像が表示されることはありません。
画像を追加して、「NSFW」をオンにして投稿すると…… デフォルトでは非表示に。クリックすると画像が表示されるようになります。 ちょっとエッチなイラストや画像を投稿する時に使うのはもちろん、深夜の飯テロ対策など、「NSFW」を使ったおもしろいアイデアも浮かびそうです。
ここではユーザー数の多く、運営がしっかりしていそうなインスタンスを掲載しています。まず登録する上でおすすめです。
Mastodonは、個人でも誰でもインスタンスを立ち上げることができるため、メールアドレスやパスワードの悪用にも気をつけないといけません。まずは信頼できるインスタンスに登録しましょう。
運営者が大学生のエンジニア(nullkalさん)ということもあり、それが日本におけるMastodonの注目の要因にもなりました。
pixivというサービスの特徴もあって、キャラクターのイラストなどを流しているユーザーが多くみられます。
また、friends.nicoに投稿されたトゥートは、Nicommenton(外部リンク)でニコニコ動画風に表示されるという遊び心も。
また、mstdn.jpをつくったnullkalさんはドワンゴに内定が決まったそうです。おめでとうございます。
現在、Mastodonはインターネットが大好きなキッズ、通称アニメアイコン勢が幅をきかせていますが、horiedon.comは大人がとても多い印象。アニメアイコンがとても少ないです。
アニメアイコンなノリが苦手な人や、ビジネス系の話題が好きな人におすすめなインスタンスかもしれません。
むかしはたくさん投稿してた人も、最近あまり見かけなくなったな……と思うことが増えてきました。
ともすれば、SNS停滞期とすら感じてしまう現在ですが、Mastodon(マストドン)というSNSがここにきて大きな話題となっています。
基本的な機能はTwitterに類似した、ミニブログと呼ばれるジャンルのSNSなのですが、いろいろと一線を画しています。
日本では4月15日くらいから話題になっているのですが、やけに名前見るけどまだ参加してない……(というか別に参加したくない……)という人も多いはず。この記事ではMastodonの基礎的な情報や用語を解説していきたいと思います。
MastodonとTwitterとの違い
インスタンスごとにユーザー登録する
Mastodonの最大の特徴は、Mastodonを構築するためのソフトがオープンソースで公開されていること。そのため、知識さえあれば誰でもMastodonサーバーを立てることができます。インスタンスというのは、Mastodonを動作させるためのサーバーのこと。外側の機能が同じでも、サーバが違えばユーザーも違います。
あまりインターネットに詳しくない人には、TVにおける「チャンネル」のようなものだと思っていいです。MMORPGをやってた人は◯◯鯖みたいなものだと考えると理解できるとかと思います。
すでに数多くのインスタンスが個人や有志、企業によって立ち上げられており、インスタンスごとに特色が生まれつつあります。
「連合タイムライン」と「ローカルライムライン」
インスタンスごとにユーザーが違うということは、それぞれ別個のサービスなのでは? という疑問が生まれますが、それは正解でもあり外れでもあります。Mastodonでは、ローカルライムラインと、インスタンスを横断した連合タイムラインが存在します。 ローカルタイムラインは、同じインスタンスで登録したユーザーの発言を見ることができるだけですが、連合タイムラインは、ローカルユーザーが連合を横断してフォローしたユーザーや、そのユーザーがブースト(Tiwtterでいうリツイート)したユーザーの発言も見れるというもの。
ただたんに、インスタンスごとの発言を見れるだけでなく、インスタンスをまたいだ関係性もつくることができます。
pixivのプロダクトマネージャー・清水智雄さんは、そんなMastodonというサービスの特徴を「街のようなもの」と表現しています。また、インスタンス間の通信をブロックすることもでき、それは「国交断絶」などと揶揄されることから「国」のようなものと捉える人も多いようです。
インスタンス、いろいろ立ち上がっていますけど、インスタンスってもちろん今言ったようなおもしろさがあると思うんですけど、「なにかに似てるな」と考えたときに、インスタンスって、渋谷とか新宿とか秋葉原とか、そういう街なんじゃないかなと。とくにPawooとか.jpさん(mstdn.jp)とか、そういう大規模なインスタンスにおいては、とても多くの人たちが集まっている街なんじゃないかなというふうに僕は感じました。 PixivのPawoo担当者が語る、マストドン早期参入の理由と可能性(ログミー)より
500文字も投稿できる
そのまま、Twitterでは140文字までなところを500文字まで投稿できます。ちなみにTwitterでは投稿することを「ツイート」と言いますが、Mastodonでは「トゥート」といいます。発音しづらいです。
「タイムラインの王子さま」ことカツセマサヒコさんが500文字程度の投稿をしていましたが、こんな感じの文量です。
カツセさんに500文字も与えたらあかん() pic.twitter.com/oLRe8VsJDg
— やのれん (@yanoooon0522) 2017年4月15日
「CW」と「NSFW」
Mastodonには、「CW」という機能があります。「CW」とは、「Contents Warning(コンテンツワーニング)」の略で、内容に注意してほしいトゥートをする際に使えます。「CW」ボタンをチェックして、注意文と本文を書くと…… タイムライン上では、「もっと見る」を押すことで本文が表示されます。 たとえばアニメや漫画のネタバレを書いても、「もっと見る」というボタンを押さなければ表示されないため、フォロワーに気を使うことなく自分の感想が書けちゃいます。
また、「NSFW」という画像に適用できる機能も。こちらは「Not safe for work」の略で、つまり「職場閲覧注意」という意味。これを設定すれば、クリックするまで画像が表示されることはありません。
画像を追加して、「NSFW」をオンにして投稿すると…… デフォルトでは非表示に。クリックすると画像が表示されるようになります。 ちょっとエッチなイラストや画像を投稿する時に使うのはもちろん、深夜の飯テロ対策など、「NSFW」を使ったおもしろいアイデアも浮かびそうです。
おすすめなインスタンス
すでに日本のインスタンスは200個以上。日々増加していっています。ここではユーザー数の多く、運営がしっかりしていそうなインスタンスを掲載しています。まず登録する上でおすすめです。
Mastodonは、個人でも誰でもインスタンスを立ち上げることができるため、メールアドレスやパスワードの悪用にも気をつけないといけません。まずは信頼できるインスタンスに登録しましょう。
mstdn.jp
最初の日本人向けインスタンス。初心者から上級者まで様々なユーザー層が入り乱れています。運営者が大学生のエンジニア(nullkalさん)ということもあり、それが日本におけるMastodonの注目の要因にもなりました。
pawoo.net
イラストSNS「pixiv」を運営するピクシブ株式会社が提供するインスタンス。pixivというサービスの特徴もあって、キャラクターのイラストなどを流しているユーザーが多くみられます。
friends.nico
ニコニコ動画/ドワンゴが提供するインスタンス。ニコニコっぽい語り口調のユーザーが多いです。また、friends.nicoに投稿されたトゥートは、Nicommenton(外部リンク)でニコニコ動画風に表示されるという遊び心も。
また、mstdn.jpをつくったnullkalさんはドワンゴに内定が決まったそうです。おめでとうございます。
horiedon.com
あのホリエモンこと堀江貴文さんが運営するインスタンス。現在、Mastodonはインターネットが大好きなキッズ、通称アニメアイコン勢が幅をきかせていますが、horiedon.comは大人がとても多い印象。アニメアイコンがとても少ないです。
アニメアイコンなノリが苦手な人や、ビジネス系の話題が好きな人におすすめなインスタンスかもしれません。
Mastdonの発音でアンケートとってみた
KAI-YOU社内で、Mastdonの発音がよくわかんねって話題になったのでTwitterでアンケートとってみました。ヘキサゴン発音の圧勝で終わりました。親子丼発音の人は、恥をかかないうちに矯正したほうがいいかもしれませんね。マストドンの発音は?
— KAI-YOU (@KAI_YOU_ed) 2017年4月18日
マストドン情報をもっと見るどん!
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2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:2290)
マストドンは、各インスタンスが連合を組んでいて、他のインスタンスのアカウントをフォローできるので、各インスタンス毎にアカウントを作る必要はありません。
匿名ハッコウくん(ID:2248)
horiedon.com はもうなくなってるよ
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