音源とジャケットがあればサクッとMVをつくれる機能 「Pawoo Music」が公開

音源とジャケットがあればサクッとMVをつくれる機能 「Pawoo Music」が公開
音源とジャケットがあればサクッとMVをつくれる機能 「Pawoo Music」が公開

リニューアル後のPC画面

10月19日(木)、分散型SNS・Mastodon(マストドン)において、音楽創作活動に特化したインスタンス「Pawoo Music」が全面リニューアルされ、MVの自動生成機能や投稿楽曲のみ並ぶタイムライン「ギャラリー」の機能も追加された。

近年、楽曲公開時には、動画として投稿する必要性が高まっている傾向にあると言える。

一例として、Twitterには画像や動画をアップロードして投稿することはできるが、音源は直接投稿できず、SoundCloudといった外部サービスに投稿したURLを共有する、あるいは動画として投稿するといった方法がある。

リニューアルされた「Pawoo Music」では、音源とジャケット画像さえあれば簡単に動画を自動生成できる機能が盛り込まれた。そこからダウンロードするして動画を使用することもできるため、幅広いニーズが期待される。

アーティストの心強い味方「Pawoo Music」とは?

「Pawoo Music」は、マストドンにおける世界最大規模のインスタンス「Pawoo」を作成したイラストSNS「pixiv」が手がける、音楽特化版インスタンス。

PVやジャケットの制作など、音楽に関するあらゆる創作活動をする人、応援したい人に向けたSNSとなっている。

通常のマストドンが持つ機能に加えて、楽曲投稿機能や1つの楽曲を複数人で同時に聴ける共有プレイリスト機能などを通じて、クリエイターやファンをはじめ、だれもが音楽を通してコミュニケーションを楽しむことができる。

今回追加されたMVの自動生成機能では、音源とアルバムジャケット画像から動画をつくることが可能になった。

MVの自動生成機能

前述の通り、楽曲をSNSに投稿するのに動画制作が不可欠となった現在、アーティストが気軽に自分の作品を発表できるようになるのが魅力だ。

さらに、「ギャラリー」の機能では、楽曲を投稿すると自動的に作品専用のタイムラインにも掲載されるようになる。

リニューアル後のスマホ画面

なお、「Pawoo Music」では今後のリニューアル予定も一部公開。

音楽活動のポートフォリオサイトとしても活用できるように、投稿楽曲をまとめる「アルバム」や各ユーザーページのデザインを自由にカスタマイズできる機能、絵文字スタンプによる非言語コミュニケーション機能、YouTube等への投稿に対応する16:9のアスペクト比の動画生成機能なども追加されていく予定だという。

2017年も音楽が面白い!

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