『Disney Lorcana』のプレイヤーは、不思議な王国・ロルカナの「イルミネーター(illumineers)」となり、魔法のインクを使ってディズニーのキャラクターやアイテムを「グリマー(glimmers)」として召喚。
それらを駆使してロルカナ中に散らばった「伝承(lore)」の欠片を探し出し、相手プレイヤーよりも先に20個以上「伝承」の欠片を集めることを目指す。
【画像】公開されているカードイラストやパッケージ
ディズニーのTCG『Lorcana』今秋、海外で発売
『Disney Lorcana』は、2022年8月に告知され、同年9月のファンイベント「D23 EXPO 2022」内で詳細が発表されたディズニーのトレーディングカードゲーム。開発はドイツのRavensburger社。アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ含む世界10カ国で先行して発売され、第1弾「The First Chapter」が、8月18日(金)に専門店・ホビーショップで、9月1日(金)から量販店で販売開始される。
日本での取り扱いについては未定であるものの、今後世界各国に展開していくと告知されている。
メインフェイズとバトルフェイズが融合 奥深い戦略性に期待
以下は、『Games Trader Magazine』で発表された『Disney Lorcana』のルール概要となる。日本で発売されているTCGで表現すると、カードの使用に関しては『デュエル・マスターズ』のマナシステム、キャラクター同士の戦闘については『ポケモンカードゲーム』のダメージカウンター制に近いものを採用したような印象を受ける。・プレイヤーはそれぞれ、ディズニーの「キャラクター(Character)」「アイテム(Items)」「アクション(Actions)」「歌(Songs)」などを含んだ60枚のデッキを用意する。
・デッキに同名カードは4枚まで。ひとつのデッキには琥珀(Amber)、エメラルド(Emerald)、サファイア(Sapphire)、アメジスト(Amethyst)、ルビー(Ruby)、鉄(Steel)と6種類あるインクの種類のうち、最大2色までしか使用することができない。
・ゲーム開始時、デッキからカードを7枚引き手札とする。各プレイヤーは毎ターンカードをドローする(ただし、先行1ターン目はドローなし)。
・各ターンに1度、プレイヤーは手札のカードをインクに変えることができる。インクは、手札からカードをプレイする際に使用する。カードの左上に、プレイするために必要なインクの量(Inkwell Icon)が記載されている。
・自分のターンに、場にあるキャラクターを横向きにする(exerted)ことで、キャラクターに探索(Quest)させられる。探索では、キャラクターカードの右下に記載されている量の「伝承」を手に入れることができる。
・また、場にあるキャラクターを横向きにする(exerted)ことで、相手の場の横向きになったキャラクターに挑戦(Challenge)させることもできる。挑戦した/されたキャラクターは、その強さ(Strength)の分ダメージを受け、精神力(Willpower)の数字を超えると追放(Banish)される。
しかし『Disney Lorcana』では、現状明らかになっている限り、いわゆるメインフェイズとバトルフェイズが区分されていない。例えば手札のカードをプレイしてから場のカードで行動、あるいはその逆もできるようになっている。奥深い戦略性が期待できそうだ。
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