JUN INAGAWA

じゅんいながわ

JUN INAGAWA(ジュン・イナガワ)は、イラストレーター/漫画家/絵描き/DJとして活動する日本のクリエイター。オリジナルTVアニメ『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』の原案者。アニメや漫画などのオタク文化、パンク、テクノポップ、ストリートカルチャーから影響を受けた作品を特徴としている。

JUN INAGAWA

概要

1999年生まれ。2012年よりアメリカ・サンディエゴに移住、アーティストとしてのキャリアをスタート。

アニメ、漫画、パンク、テクノポップ、ストリートなど、様々なカルチャーから影響を受けた作品を描き、アンダーグラウンドシーンを中心に注目を集める。

これまでにVLONE、AWGE、NEIGHBORHOOD、adidas、paradis3(Supreme)などのアパレルブランドや、銀杏BOYZなどのミュージシャンらと数多くのコラボレーションを実現。最近ではビリー・アイリッシュのツアー衣装デザインも手掛けている。

一時期A$AP Mobに誘われ、2017年から2018年までアメリカで活動を行なっていたことがある。

2019年初の個展がDIESEL ART GALLERYで開催され、グッズは2日で完売、イラストなど20点以上の作品も2週間で完売し話題を呼んだ。

2021年に彼自身初の画集『情報破壊 マスメディアクラッシュ』 を発売した。

MAD MAGIC ORCHESTRA名義では、DJ や音楽イベントの主催な ど幅広く活動。OKAMOTO'Sオカモトレイジ率いる奇才集団「YAGI」に所属している。

TVアニメ『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』では初のアニメ原案を担当。自身がこれまで発表してきたアート作品のコンセプトをベースに、新たなオリジナルアニメとして製作される。アニメーション制作は、『五等分の花嫁∫∫』などを手掛けるバイブリーアニメーションスタジオが担当する。

イラストレーターとして

イラストは完全に独学で学んでおり、好きなアニメや好きなイラストレーターの模写を重ねて現在のタッチにたどり着いた。

影響を受けたアニメに『STEINS;GATE』をあげている。元々は漫画家を志していた。

もともとは漫画家になりたかったんです。「自分で描いた漫画をアニメ化していろんな人に見てもらう」のが一番の夢で、だから中学時代はアニメ見まくってギャルゲーもやって、そこから影響を受けて美少女系のイラストをめっちゃ描いてたんです。

KAI-YOU.net「JUN INAGAWAインタビュー ストリートとオタクの交差路に立つイラストレーター」より

A$AP Mobとアメリカ武者修行

2016年にヒップホップクルー・A$AP Mobの絵をInstagramにアップしていた所、A$AP Rockyから連絡が来て交流を始める。

当時、アメリカの学校に通っており、2017年には卒業して日本に帰国した。

Pixivを見た編集者に誘われて、夏から秋にかけて力作の漫画を制作するが落選。その翌日にA$AP Bariから「JUN、LAに戻ってこいよ!」と言われ、アメリカに戻る。18歳だった。

半ばホームレス生活をしながら、多くのストリートカルチャーを吸収。VLONEのポップアップで成功を収める。

2018年9月に日本に帰国する。米国での成功もあり逆輸入のような形でフックアップされた。

作品関連

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