美少女ゲームやアニメ的タッチのキャラクターとストリートカルチャーをミックスさせた画風で知られるイラストレーター・JUN INAGAWA。
2018年から2019年にかけて、10代最後の年を過ごしていた彼を取り巻く環境は慌ただしいものだった。
VLONEやAWGE、DIESELといった世界的ブランドとのコラボレーションを経て、いわば逆輸入のようなかたちで日本で2度にわたる個展を開催。
短期間に大きな変化を体験した彼が「最近凹んでるんですよ」と口にしたことをきっかけにした今回のインタビュー。
後編では、イラストレーションと並行して展開するDJとしての音楽活動について、さらにストリートとオタクという「異なるカルチャーのミックス」に対する新しい世代ならではの価値観を語ってもらった。
JUN 帰国して初めて「アニクラ」に連れて行ってもらったときに衝撃を受けたのがきっかけです。オタクがフロアで踊ってるのを初めて見たんです。
俺自身はクラブで踊るより家で1人で音楽聴くほうが好きなんですけど、「それなら自分は提供する側に回ろう」「アニソンで盛り上がりたい人のために音楽を流そう」と思ってDJを始めました。ストレス解消になるし、イラストにその体験をフィードバックしています。
その後に京都アニメーションの事件があって、すごくショックで「自分にも何かできることはないか?」ってすごく考えました。どうしても寄付をしたいと思って、2019年9月に「Wank!!」っていう自主企画イベントを始めました。
アイドルとラッパーが同じステージに出るんですけど、そういうミックス感が面白いなと思って。ファン同士が「お前ら誰だ」「お前こそ誰だ!」みたいな出会い方ができるかなと。 ──前回言っていた本宮ひろ志的な出会いですね(笑)。ここまで聞いていると「異なるカルチャーをミックスすること」や、それを他の人々に健全な状態で受け止めてもらいたい、みたいな気持ちが活動の根底にあるように思います。そういう気持ちはどこから生まれたものですか?
JUN もともと俺は「スケートも、アニメも、ヒップホップとかのカルチャーも、それぞれセパレートされているまったく別のもの」と思ってたんです。
でも2017年末アメリカに帰ったときに、Jeremy Klein(ジェレミー・クライン)って人がやってる「Hook-Ups」ってスケートブランドと出会って徐々に考えが変わっていきました。
Hook-Upsは漫画やアニメの絵をスケートに落とし込んでるブランドで、Jeremy Kleinはマジのオタクなんですよ。出会った当初は「こういう人たちもいるんだ」と思ってただけなんですけど。
その後もLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)に会ったら「Junさ、オレ『東京喰種』の『:re』は好きじゃないんだよね……」って言ってる。俺、人生で一番ブチ上がっちゃいました。
「コイツらは本気で好きなんだ!」「遊びにしているわけじゃない!」って。つまり「萌えとストリートカルチャー混ぜたらウケるだろ」みたいな考えではなくて、パッと見は対極にいるような人が、ただただ本当に好きだから見てるんだ!と思って。衝撃ですよ。
──いわゆるウケや人気だけを狙ったようなものもある?
JUN 例えばHook-Upsが人気になると、「萌え絵でスケート」的な写真には「#Hook-Ups」ってハッシュタグが付くようになっちゃって、良くも悪くもフォロワーが広めちゃうんですよ。
俺の名前(#juninagawa)も「ストリートファッションの美少女イラスト」のハッシュタグに使われてたことがありました。「『Jun Inagawa=ストリート×萌え』だからハッシュタグにしちゃえ」みたいな。さすがに「それは違うぞ!」と。
象徴として見られるのは嬉しいしありがたいけど、それは俺が考えてることじゃないし、本質ではないと思います。 ──センセーショナルな取り上げられ方に対する葛藤、その後の個展やイベントを経て、自身の創作に対する考え方はどのように変わりましたか?
JUN 今は「自分を面白がってくれる人のために真剣にいよう」っていうマインドですね。
──そのマインドになるまでには結構時間がかかったのではないでしょうか?
JUN そうですね。同じ作品を好きなはずの人から誤解されたり、事実と異なる受け止められ方をされるのは凹みますし、メディアに映ってる姿と実際に俺が考えてることにギャップが出てきて、それが苦しかったです。
もちろん俺が過去にインタビューで言ってることは全部ホントのことだけど、俺自身も去年からだいぶ考え方が変わってきたし、その「考え方が変わってきた」っていうこと自体をメディアで言っておきたかったんで今回のインタビューを受けました。今まで、こんなに弱気な部分を見せたことはありません。
JUN 引き続きイラストを描きながらイベントを開催していきます。それが2020年の新しい自分だと思います。異なるカルチャーをミックスするのって、どちらかに寄るのではなくて「どっちも俺だな」と思ったんですよ。
ストリート好きな自分も、アニソン好きな自分も、どっちか選ぶとかじゃなくてどっちも俺。パリピになりたいときも、DJしたいときも、描きたいときもあるし、やりたいことはそのつどやろう、面白がってくれる人はそれでもついてきてくれるって思ってます。
応援してくれる人の中でも残ってくれる人と去っていく人はいずれ絶対明確になっていくし、今の自分は、それは別に悪いことじゃないなっていう考え方です。
っていうか、どっちもやるしかないんですよね。日本で漫画家を目指してたのにA$AP Bariから連絡をもらってLAに帰った時点で、両方を突き詰めていくっていうのが俺の責任なんです。「あのときチケット買ってLA帰ってよかったな」って思える未来にしたいです。 ──応援してくれる人の中には、「JUN INAGAWAのオタク的な部分は好きだけど、ストリートの話をしているときは苦手だな」みたいな人、その逆という人もいると思います。そういったファンに対してはどんな気持ちを持っていますか?
JUN すごい難しいですよね。「どっちか切り捨てなきゃいけないの?」ってなっちゃう。だから……徐々に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
例えば俺のイラスト見て、名前ググって、「この絵誰の絵だろう……JUN INAGAWA……A$AP……?」みたいに、ヒップホップにも興味持ってもらえたら超嬉しいし、俺もそうやっていろいろdigったから。
Supremeのビデオを撮ってるWilliam Strobeck(ウィリアム・ストローベック)って人がいて、俺は彼のつくるビデオが大好きなんですけど、インタビューを見て彼の好きな音楽を調べてdigったし、そこで The smiths、The clash、Sex Pistols、WEENとかを聞き始めた。
そういうふうに俺から影響を受けた人がハッシュタグに俺の名前を使ってくれるなら、それは嬉しいです。そういう人とだったら仲間になれると思う。
──理想的なジャンルの越境の仕方ですね。
JUN 俺、生き方はストリートなんです。ストリートの文化はみんなで歩み寄る文化。ストリートに行けば会える、仲間でいられるって文化だから、俺のことも身近に感じてもらえるように活動したい。
別に気難しいわけでもないし、距離も置いてほしくない。ありがたいことに、徐々に関わってくれる人も増えてるし、こうやってインタビューに出ることで、また俺のことをわかってくれる人も増えていくと思う。
だから、そうやって徐々に興味を持ってくれたら嬉しいです。
いろんな人と関わる中で、新しいオタクカルチャーが生まれていく気もしてます。音楽もアニメも、いろんなものを様々な人が受容していく時代が始まっていると思います。 ──直近では2月26日に自主企画イベント「Wank!!」の2回目もありました。
JUN 「Wank!!」は俺の好きなアーティストにいっぱい声をかけて出てもらいました。アイドルもラッパーも出て、絵の展示もある。まさに「ミックス」だなと思っていて。
出演者もそのファンも、いろんなカルチャーに属する人を1つの場所に集めたらそこにどんなパワーが生まれるのかを見てみたかったし、それをお客さんにも楽しんでほしいなって思いました。
そういうミクスチャーを面白がってくれる人が、俺自身のことも面白がってくれればいいなって。イラストでもイベントの企画でもDJでも、違うカルチャーの人たちが出会ったときに何が起きるのか見てみたいんですよ。
──そこまで強く思うきっかけが何かあったんですか?
JUN 「Wank!!」の第1回をやったあと、渋谷で「全感覚祭」※を見たときの衝撃がすごかったんです。ヤバいバンドがたくさん出てきて、お客さんはきっと聴きに来た音楽がそれぞれぜんぜん違うのに、その場にいる全員がブチ上がった。
あれのJUN INAGAWAバージョンを目指したい。俺のDJも昔はアニソンだけ流してたんですけど、タイマーズとかスターリンも大好きなのでパンクとアニソンを交互にかけてみたり、自分の好きな曲をみんなに知ってもらえればいいなってプレイしてます。
※全感覚祭:ロックバンド・GEZANのボーカルマヒトゥ・ザ・ピーポー氏が主催するフェスイベント。昨年は入場無料投げ銭制、フードフリーを掲げた「全感覚祭 19 -NEW AGE STEP-」が企画された。10月12日の東京公演は台風の影響により開催中止となったが、その翌日13日深夜に急遽「SHIBUYA全感覚祭 - Human Rebellion -」としての開催が決定。東京・渋谷の7つのライブハウスを使用したサーキットイベントとなり、来場者が殺到。熱狂の一夜となった。
──ありがとうございます。最後に何か言い残したことはありますか?
JUN 前に俺がSNSでアニメの『Serial experiments lain』をトップ画にしたとき、誰かが俺の名前をハッシュタグにしてlainの画像あげてたけどあれはマジでやめて! lainは「#junInagawa」じゃないから!
2018年から2019年にかけて、10代最後の年を過ごしていた彼を取り巻く環境は慌ただしいものだった。
VLONEやAWGE、DIESELといった世界的ブランドとのコラボレーションを経て、いわば逆輸入のようなかたちで日本で2度にわたる個展を開催。
短期間に大きな変化を体験した彼が「最近凹んでるんですよ」と口にしたことをきっかけにした今回のインタビュー。
後編では、イラストレーションと並行して展開するDJとしての音楽活動について、さらにストリートとオタクという「異なるカルチャーのミックス」に対する新しい世代ならではの価値観を語ってもらった。
前編はこちら
取材・文:白石倖介(コース) 編集:恩田雄多 写真:JUN INAGAWA本人提供「JUN INAGAWA」をハッシュタグにするのは違う
──イラストレーターとして2019年は個展を2度開催したあと、DJとして音楽イベントに出演したり、自身でも主催していますが、これらの活動の経緯について教えてください。JUN 帰国して初めて「アニクラ」に連れて行ってもらったときに衝撃を受けたのがきっかけです。オタクがフロアで踊ってるのを初めて見たんです。
俺自身はクラブで踊るより家で1人で音楽聴くほうが好きなんですけど、「それなら自分は提供する側に回ろう」「アニソンで盛り上がりたい人のために音楽を流そう」と思ってDJを始めました。ストレス解消になるし、イラストにその体験をフィードバックしています。
その後に京都アニメーションの事件があって、すごくショックで「自分にも何かできることはないか?」ってすごく考えました。どうしても寄付をしたいと思って、2019年9月に「Wank!!」っていう自主企画イベントを始めました。
アイドルとラッパーが同じステージに出るんですけど、そういうミックス感が面白いなと思って。ファン同士が「お前ら誰だ」「お前こそ誰だ!」みたいな出会い方ができるかなと。 ──前回言っていた本宮ひろ志的な出会いですね(笑)。ここまで聞いていると「異なるカルチャーをミックスすること」や、それを他の人々に健全な状態で受け止めてもらいたい、みたいな気持ちが活動の根底にあるように思います。そういう気持ちはどこから生まれたものですか?
JUN もともと俺は「スケートも、アニメも、ヒップホップとかのカルチャーも、それぞれセパレートされているまったく別のもの」と思ってたんです。
でも2017年末アメリカに帰ったときに、Jeremy Klein(ジェレミー・クライン)って人がやってる「Hook-Ups」ってスケートブランドと出会って徐々に考えが変わっていきました。
Hook-Upsは漫画やアニメの絵をスケートに落とし込んでるブランドで、Jeremy Kleinはマジのオタクなんですよ。出会った当初は「こういう人たちもいるんだ」と思ってただけなんですけど。
また別のタイミングでA$AP Bariの家で打ち合わせがあって、行ったらBariが○○吸いながら『サマーウォーズ』見てたんですよね(笑)。「Jun、コレ面白いな!」とか言って。そこで俺は「これだ!」って思いました。
その後もLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)に会ったら「Junさ、オレ『東京喰種』の『:re』は好きじゃないんだよね……」って言ってる。俺、人生で一番ブチ上がっちゃいました。
「コイツらは本気で好きなんだ!」「遊びにしているわけじゃない!」って。つまり「萌えとストリートカルチャー混ぜたらウケるだろ」みたいな考えではなくて、パッと見は対極にいるような人が、ただただ本当に好きだから見てるんだ!と思って。衝撃ですよ。
──いわゆるウケや人気だけを狙ったようなものもある?
JUN 例えばHook-Upsが人気になると、「萌え絵でスケート」的な写真には「#Hook-Ups」ってハッシュタグが付くようになっちゃって、良くも悪くもフォロワーが広めちゃうんですよ。
俺の名前(#juninagawa)も「ストリートファッションの美少女イラスト」のハッシュタグに使われてたことがありました。「『Jun Inagawa=ストリート×萌え』だからハッシュタグにしちゃえ」みたいな。さすがに「それは違うぞ!」と。
象徴として見られるのは嬉しいしありがたいけど、それは俺が考えてることじゃないし、本質ではないと思います。 ──センセーショナルな取り上げられ方に対する葛藤、その後の個展やイベントを経て、自身の創作に対する考え方はどのように変わりましたか?
JUN 今は「自分を面白がってくれる人のために真剣にいよう」っていうマインドですね。
──そのマインドになるまでには結構時間がかかったのではないでしょうか?
JUN そうですね。同じ作品を好きなはずの人から誤解されたり、事実と異なる受け止められ方をされるのは凹みますし、メディアに映ってる姿と実際に俺が考えてることにギャップが出てきて、それが苦しかったです。
もちろん俺が過去にインタビューで言ってることは全部ホントのことだけど、俺自身も去年からだいぶ考え方が変わってきたし、その「考え方が変わってきた」っていうこと自体をメディアで言っておきたかったんで今回のインタビューを受けました。今まで、こんなに弱気な部分を見せたことはありません。
オタクもストリートも「どっちも俺だ」という覚悟
──早足ではありますが、今回は2016年〜2019年を振り返ってきました。2020年はどんな1年にしたいですか?JUN 引き続きイラストを描きながらイベントを開催していきます。それが2020年の新しい自分だと思います。異なるカルチャーをミックスするのって、どちらかに寄るのではなくて「どっちも俺だな」と思ったんですよ。
ストリート好きな自分も、アニソン好きな自分も、どっちか選ぶとかじゃなくてどっちも俺。パリピになりたいときも、DJしたいときも、描きたいときもあるし、やりたいことはそのつどやろう、面白がってくれる人はそれでもついてきてくれるって思ってます。
応援してくれる人の中でも残ってくれる人と去っていく人はいずれ絶対明確になっていくし、今の自分は、それは別に悪いことじゃないなっていう考え方です。
っていうか、どっちもやるしかないんですよね。日本で漫画家を目指してたのにA$AP Bariから連絡をもらってLAに帰った時点で、両方を突き詰めていくっていうのが俺の責任なんです。「あのときチケット買ってLA帰ってよかったな」って思える未来にしたいです。 ──応援してくれる人の中には、「JUN INAGAWAのオタク的な部分は好きだけど、ストリートの話をしているときは苦手だな」みたいな人、その逆という人もいると思います。そういったファンに対してはどんな気持ちを持っていますか?
JUN すごい難しいですよね。「どっちか切り捨てなきゃいけないの?」ってなっちゃう。だから……徐々に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
例えば俺のイラスト見て、名前ググって、「この絵誰の絵だろう……JUN INAGAWA……A$AP……?」みたいに、ヒップホップにも興味持ってもらえたら超嬉しいし、俺もそうやっていろいろdigったから。
Supremeのビデオを撮ってるWilliam Strobeck(ウィリアム・ストローベック)って人がいて、俺は彼のつくるビデオが大好きなんですけど、インタビューを見て彼の好きな音楽を調べてdigったし、そこで The smiths、The clash、Sex Pistols、WEENとかを聞き始めた。
そういうふうに俺から影響を受けた人がハッシュタグに俺の名前を使ってくれるなら、それは嬉しいです。そういう人とだったら仲間になれると思う。
──理想的なジャンルの越境の仕方ですね。
JUN 俺、生き方はストリートなんです。ストリートの文化はみんなで歩み寄る文化。ストリートに行けば会える、仲間でいられるって文化だから、俺のことも身近に感じてもらえるように活動したい。
別に気難しいわけでもないし、距離も置いてほしくない。ありがたいことに、徐々に関わってくれる人も増えてるし、こうやってインタビューに出ることで、また俺のことをわかってくれる人も増えていくと思う。
だから、そうやって徐々に興味を持ってくれたら嬉しいです。
いろんな人と関わる中で、新しいオタクカルチャーが生まれていく気もしてます。音楽もアニメも、いろんなものを様々な人が受容していく時代が始まっていると思います。 ──直近では2月26日に自主企画イベント「Wank!!」の2回目もありました。
JUN 「Wank!!」は俺の好きなアーティストにいっぱい声をかけて出てもらいました。アイドルもラッパーも出て、絵の展示もある。まさに「ミックス」だなと思っていて。
出演者もそのファンも、いろんなカルチャーに属する人を1つの場所に集めたらそこにどんなパワーが生まれるのかを見てみたかったし、それをお客さんにも楽しんでほしいなって思いました。
そういうミクスチャーを面白がってくれる人が、俺自身のことも面白がってくれればいいなって。イラストでもイベントの企画でもDJでも、違うカルチャーの人たちが出会ったときに何が起きるのか見てみたいんですよ。
──そこまで強く思うきっかけが何かあったんですか?
JUN 「Wank!!」の第1回をやったあと、渋谷で「全感覚祭」※を見たときの衝撃がすごかったんです。ヤバいバンドがたくさん出てきて、お客さんはきっと聴きに来た音楽がそれぞれぜんぜん違うのに、その場にいる全員がブチ上がった。
あれのJUN INAGAWAバージョンを目指したい。俺のDJも昔はアニソンだけ流してたんですけど、タイマーズとかスターリンも大好きなのでパンクとアニソンを交互にかけてみたり、自分の好きな曲をみんなに知ってもらえればいいなってプレイしてます。
※全感覚祭:ロックバンド・GEZANのボーカルマヒトゥ・ザ・ピーポー氏が主催するフェスイベント。昨年は入場無料投げ銭制、フードフリーを掲げた「全感覚祭 19 -NEW AGE STEP-」が企画された。10月12日の東京公演は台風の影響により開催中止となったが、その翌日13日深夜に急遽「SHIBUYA全感覚祭 - Human Rebellion -」としての開催が決定。東京・渋谷の7つのライブハウスを使用したサーキットイベントとなり、来場者が殺到。熱狂の一夜となった。
──ありがとうございます。最後に何か言い残したことはありますか?
JUN 前に俺がSNSでアニメの『Serial experiments lain』をトップ画にしたとき、誰かが俺の名前をハッシュタグにしてlainの画像あげてたけどあれはマジでやめて! lainは「#junInagawa」じゃないから!
前編はこちら
カルチャーとカルチャーの交差点
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