PEPPER SHOP
1993年、フリーペーパー「PEPPER SHOP」の編集、発行を目的として古賀学個人でペッパーショップを発足。1号につき1人のクリエイターを軸にインタビューを掲載。東京藝術大学や多摩美術大学、武蔵野美術大学ほか美術系大学や、Shop33(吉祥寺)、レントゲン藝術研究所(大森)などのギャラリーや店舗で無料配布された。
村上隆、中ザワヒデキ、松本弦人、佐藤可士和、立花ハジメ、岡崎京子といった、当時のサブカルチャー著名人のインタビューをテーマとした同誌は、一部で熱狂的に支持された。1994年からはフリーペーパーから進化した有料の雑誌バージョンの「PEPPER SHOP」も発刊されている。
当時(DTP黎明期)、いちはやくデザインにDTPの手法を導入し、DTPデザインの先鞭となる。同時期から、村上隆の作品、および宣伝のデザインワークを担当し、ファインアートへのアプローチも開始している。以降、ペッパーショップは数人のスタッフを擁しグラフィックデザイナーとして活動を続けるが、現在は古賀のソロプロジェクト名として名を残している。
以降、装丁や、アートディレクション、「ガンダム占い」や「PaPETCH(パペッチ)」のデザインといったオタク系クリエイティブをベースに活動し、オタクカルチャーとグラフィックデザインの橋渡しとしてオリジン的役割を果たし、後進の世代、またオタク系デザインの流れに大きな影響を与えた。また、村上隆率いるGEISAI内のコンテンツ、学園祭実行委員会のデザインワークを担当するなど、ジャンルを超えたデザイナー活動を行う。
水の中の女の子
2002年より「水の中の女の子」をテーマにした映像作品を製作開始。2007年、NORISHIROCKSプロデュースによる「&a water」プロジェクトを発足。数々のショートムービーを発表、また、ミュージシャンとのコラボレーション作品や、クラブイベント、パーティーなどで、&a water映像を素材としたVJ活動もスタート。レジデンツVJをつとめる『DISCONTINENTAL』をはじめ、新木場ageHaから、秋葉原MOGRAまで、音楽ジャンルにカテゴライズされないVJ活動を続けている。ほかにも現代美術家、グラフィックデザイン、アニメ、コミック、などさまざまなジャンルとの交流をベースに、その表現のフィールドは多岐にわたる。
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フリーランスの映像クリエイター、ディレクター。独創的でぶっ飛んだ作風からマジメなクライアントワークまで柔軟にこなす。
東京生まれ。多摩都美術大学大学院修士課程デザイン専攻修了。絵画・漫画・アニメーション作家。代表作に『ニュ〜東京音頭』等。
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