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馬越嘉彦
うまこし よしひこ
日本の男性アニメーター、キャラクターデザイナー、作画監督。愛媛県越智郡伯方町(現・今治市伯方町)出身。代表作に『おジャ魔女どれみ』『ハートキャッチプリキュア!』『蟲師』等。
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概要
東京アニメーター学院からムッシュオニオンにアニメーターとして入社。
スタジオコクピットに移籍後、『スーパービックリマン』で初めての作画を担当。1994年OVA『グラップラー刃牙』で初めてキャラクターデザインを担当。
その後、『ママレード・ボーイ』『ご近所物語』『花より男子』でキャラクターデザインを担当。『おジャ魔女どれみ』シリーズのキャラクターコンセプトデザインを手掛けた。
『ハートキャッチプリキュア!』のキャラクターデザインで、東京国際アニメフェア2011・第10回東京アニメアワード個人部門キャラクターデザイン賞を受賞。
2011年7月20日に単著『馬越嘉彦 東映アニメーションワークス』を一迅社より刊行。
人物
派手なアクションから日常芝居まで幅広い分野で活躍。それらを高いレベルで仕事を仕上げる人気アニメーターで、とにかく手が早いことでも知られる。
本人曰く、劇場作品よりTVシリーズに積極的に参加していくタイプだという。そこが作画オタクから高く支持されてる理由の一つでもある。
もともと「機動戦士ガンダム」や「機甲戦記ドラグナー」などのロボットものが好きで、サンライズに就職しようとしていた。しかし、東京アニメーター学院時代に「北斗の拳2」の第151話を見て衝撃を受け、羽山淳一が所属していたムッシュオニオンの門を叩く。
最近では長濱博史と仕事をする事が多く、一部では名コンビと呼ばれている。
2人が最初に組んだ「十兵衛ちゃん2~シベリア柳生の逆襲」では全13話の総作監を勤めた。数年後、またも2人が組んだ蟲師では全26話を総作監。作品のクオリティはTVシリーズとして異例の高さを誇るも現場は「十兵衛ちゃん2」を凌駕する修羅場っぷり。仕事を終えた馬越は「第一期馬越嘉彦は終了した」と真っ白に燃え尽きたコメントを残した。
馬越嘉彦は長濱と組むと壮絶な修羅場を見る為(言葉には出してないが恐らくこれが理由)、当分はインターバルを置きたいと語るも長濱は氏を手放さないと語っている。
しかし、その後8年を経て2014年には『蟲師 続章』にてキャラクターデザイン・総作監を任されている。ちなみストリートファイターZEROのDVD映像特典では馬越のインタビューと仕事内容が見れ、本編の作画と合わせて2度おいしい。
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