「ポケットモンスター」シリーズの最新情報が配信される情報番組「Pokémon Presents」で、スマートフォンおよびNintendo Switch/Nintendo Switch 2 向けの新作タイトル『ポケモンフレンズ』が発表されました。
本タイトルは、「ひらめき問題」を解きながら、ポケモンのぬいぐるみをコレクションしていくという知育ゲームです。
そして今回、メディア向けに行われた『ポケモンフレンズ』の先行体験会に、KAI-YOU編集部のコバヤシが参加。この記事では、本作の詳細や実際に遊んだ感想をお届けします!
目次
1万人超の子どもへ学習支援した経験から開発された『ポケモンフレンズ』
『ポケモンフレンズ』は、知育アプリ「シンクシンク」などを開発する教育テック企業のワンダーファイ株式会社が、株式会社ポケモンと共同で2年間かけて開発したゲームです。
同社ファウンダーの川島慶さんは、国内はもちろん、フィリピン、モンゴル、東ティモールなど海外の学習施設でも活動し、これまでに1万人以上の子どもたちと直接向き合ってきた人物。
体験会に登壇した株式会社ポケモン開発プロデュース本部アプリ事業部テクニカルディレクターの押野洋介さん(写真左)とワンダーファイ株式会社 代表取締役 CCO 川島 慶さん(写真右)
体験会に登壇した川島さんは、そうした経験を通じて「子どもは面白くないとコンテンツに触れ続けない」と実感したと説明。
そこで、本作ではその経験をもとに、「おもちゃ感のある世界観」にこだわって開発したといいます。
大人でも苦戦する「ひらめき問題」が面白い!
ゲームの主軸となるのは、1日3問出題される「ひらめき問題」です。
問題はいくつかの形式に分かれており、簡単な問題をクリアすると、同じ形式でより難度の高い問題に挑戦可能。レベルは9段階に分かれていて、後半のレベルは大人でも苦戦する難しさになっています。
「ひらめき問題」は、迷路的なパズルから図形に関する問題まで様々。知育アプリ開発の経験が活かされているだけあって、立体的な図形を頭の中で想像したり、数手先の状況を想像しないと解けない問題も多くありました。
図形を頭の中で立体的に想像する問題/画面は開発中のものです。
体験会の中では、レベル7の「ひらめき問題」を体験する機会もあったのですが、「正直解けるでしょ」と高をくくっていたコバヤシは、あえなく制限時間をオーバーしてしまいました……。
制限時間に一筆書きをしないといけない問題/画面は開発中のものです。
高難度の問題については、会場からも歯ごたえがあるという反応があがっており、大人でも十分楽しめるレベルになっていたと思います。
遊んだ問題は、ゲーム内の「カレンダー」にスタンプを押すことで保存が可能。クリアできなくても、またチャレンジすることができます。
カレンダー機能から、前に遊んだ問題にリトライすることができる/画面は開発中のものです。
ポケモンのぬいぐるみを集めて推し部屋をつくろう!
問題をクリアすると登場するのが、『ポケモンフレンズ』のもう一つの目玉であるコレクション要素。
問題を解く(=ほぐす)と、本作のオリジナルアイテム「イトダマ」が入手でき、それを使用することでランダムなポケモンのぬいぐるみが手に入ります。
「イトダマ」をぬいマシンに投入することで、ぬいぐるみが手に入る/画面は開発中のものです。
「イトダマ」は難易度や問題形式によって品質や入手できるタイプが変わるので、狙ったポケモンをゲットするためには、継続的なチャレンジが必要になります。
入手したぬいぐるみは、ゲーム内の部屋に飾ることが可能。この際、ぬいぐるみの配置には物理挙動が適用されているため、シンプルに置くだけではなく、高い場所から落とすとぬいぐるみが転がることも。
ゲットしたぬいぐるみで「ぬい部屋」を彩ることができる/画面は開発中のものです。また、画面には有料の追加ダウンロードコンテンツの内容が含まれます。
また、街に出て住人と交流することもでき、困っている住人に希望に合ったぬいぐるみを渡すと、お礼として家具などをもらえます。
『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』でも好きなカードのコレクションを飾り付ける推し活的な要素がありましたが、本作でも推し部屋がつくれそうです。
『ポケモンフレンズ』に登場する町・シンクタウンでは、住人のお願いに応えることで家具が手に入る。/画面は開発中のものです。
隙間時間のお供に優秀な『ポケモンフレンズ』
川島慶さんによると、本作は考えること自体の面白さが引き立つように設計しつつ、プレイ時間の制限など親御さん向けの機能も用意。子どもも大人も安心して楽しめるように設計されているとのこと。
コバヤシ自身、プレイする前は操作自体は簡単で隙間時間に楽しめる「ハイパーカジュアルゲーム」的な作品だと思っていました。
しかし、実際に遊んでみると、「ひらめき問題」がちゃんと頭を動かすようなつくりになっており、その丁寧な仕上がりから「“ハイパーな”ハイパーカジュアルゲーム」だと感じました。
『ポケモンフレンズ』タイトル画面画面は開発中のものです。
『ポケモンフレンズ』は、スマートフォンとNintendo Switch/Nintendo Switch 2 の2形態で展開。
スマートフォンは基本プレイ無料で、問題などが追加で購入可能になっています。Nintendo Switch/Nintendo Switch 2 では、最初から追加パックが同梱され、買い切りで販売。
通勤中や通学中など、隙間時間の良いお供になりそうです。
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