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KING OF PRISM by Pretty Rhythm
きんぐおぶぷりずむばいぷりてぃーりずむ
KING OF PRISM by Pretty Rhythmとは、TVアニメ『プリティーリズム』シリーズのサイドストーリー。2016年1月9日より劇場版として公開された。通称キンプリ。
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KING OF PRISM by Pretty Rhythmとは
KING OF PRISM by Pretty Rhythmとは、2011年4月〜2014年3月に放送されていた女児向けアーケードゲーム原作のTVアニメ『プリティーリズム』シリーズのサイドストーリーで、2016年1月9日より劇場版として公開された。通称キンプリ。
毎年メインキャラクターを変更しながらアーケードをプレイする女児に向けて制作されていたプリティーリズムシリーズは、プリズムショーを巡って少女たちが切磋琢磨しながらプリズムスタァを目指す物語となっている。シリーズ3作目『プリティーリズム・レインボーライブ』に登場した、少女たちを陰ながら支えてきた3人の少年「Over The Rainbow(通称:オバレ)」のスピンオフとして制作された作品が今作である。
キンプリヤクザ?キンプリエリート?
なお、あまりの熱狂ぶりにキンプリを普及しまくるキンプリファンは時にキンプリヤクザと言われてしまうことも...。しかし、敬意を込めてキンプリエリートと呼ばれることも多い。
劇場版のあらすじ・上映館数
4年に1度開かれる「プリズムキングカップ」に向け、オバレが「プリズムキング(最も女の子の心をきらめかせた男子)」に選出されるべく練習を重ねる様子が描かれている。
- あらすじ
「華々しくデビューしたオバレに憧れ、エーデルローズ(プリズムスタァの養成学校)には彼らに憧れる新入生が続々と入学した。しかし、シュワルツローズというライバルが出現したことでエーデルローズは苦境に立たされる。さらには天才作詞作曲としてオバレを支えてきたメンバーの才能が認められ、アメリカから映画音楽制作の巨額オファーが飛び込んでくる。4年に1度のプリズムキングカップを翌年に控えたメンバーの運命は…?」
今作に『レインボーライブ』内のキャラクターは登場するが、ほとんどは新規キャラクターとなっているためプリティーリズムシリーズ未見でも楽しめる。なおシリーズを追っているファンであっても「意味がわからない」そうなのでみんな一緒だそう。大丈夫。
口コミがきっかけで人気になり、上映館が増えることに
なお公開初週こそ動員数は振るわなかったが、公開後にネット上で盛り上がりを見せ、既存のキンプリファン以外にもその影響が波及している。
2016年1月9日より新宿バルト9等全国14館で公開がスタートし、3週目には9館まで減ってしまった。しかし話題が話題を呼び、2016年4月現在には全国で延べ50館以上での上映がなされている。
プリズムスタァ応援上映
またペンライトの持ち込み・声援・熱唱・コスプレ等が許可されている上映会プリズムスタァ応援上映も全国各地で行われているため、生のライブ感を味わいたいファンはこちらも要チェック。
なお菱田監督は応援上映について、以下のようにコメントしている。
ファンが声を出すことは考えていたのですが、アレク(大和アレクサンダー)とカヅキが回転するシーンで、サイリウムを回すなど、アクションを起こすとは考えていなかった。ファンの方々も試行錯誤で作ってくれたんです。それが広がっていった
キンプリ:ヒットは「想定外」 菱田監督が「応援上映」や製作の裏側語る - MANTANWEB(まんたんウェブ)
劇中に登場するキャラクター
Over The Rainbow
神浜コウジ(CV:柿原徹也)
速水ヒロ(CV:前野智昭)
仁科カヅキ(CV:増田俊樹)
エーデルローズ
一条シン(CV:寺島惇太)
太刀花ユキノジョウ(CV:斉藤壮馬)
香賀美タイガ(CV:畠中祐)
十王院カケル(CV:八代拓)
鷹梁ミナト(CV:五十嵐雅)
西園寺レオ(CV:永塚拓馬)
涼野ユウ(CV:内田雄馬)
氷室聖(CV:関俊彦)
シュワルツローズ
如月ルヰ(CV:蒼井翔太)
大和アレクサンダー(CV:武内駿輔)
法月仁(CV:三木眞一郎)
公式サイト上で行われた総選挙
なお公式サイト上で映画公開日より行われていた「PRISM KING CUP プリズムスタァ選抜総選挙」では、若きプリズムスタァ候補生9人の中から次世代プリズムスタァを決めるという企画を行っていた。公開中に劇場に足を運んだファンに投票券が渡され、投票を行うというものだ。またこの投票結果は、続編にも影響があるそう。
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中間結果
1位:香賀美タイガ
2位:太刀花ユキノジョウ
3位:大和アレクサンダー -
最終結果
1位:香賀美タイガ
2位:大和アレクサンダー
3位:十王院カケル
4位:一条シン
5位:太刀花ユキノジョウ
楽曲の特徴
電子ドラッグとの呼び声も高いキンプリだが、楽曲面も本気。作中では小室哲哉が作詞・作曲を務めた『EZ DO DANCE』が採用され、ここで最高潮の盛り上がりを見せると言っても過言ではない。
またオバレのオリジナル曲『athletic core』は1990年代終盤から2000年代初期に数多く採用された男性アイドルソング風の1曲だ。イントロはギターソロ、Aメロはフックとなるカズキのソロパートに始まり、正統派王子様系ボイスのヒロが続く。Bメロもコウジのソロパートとなり、サビに入ったところで3人のユニゾンが聴ける。
サビ前にメンバー個々のキャラクターを覗かせ、サビに入った瞬間に化学反応を起こす感。アイドルはユニゾンになった時の声の相性が重要で「このメンバーじゃなきゃだめだ」と思わせる奇跡感がなければいけないが、3人の声の重なり方はまさに◎すぎる。正統派アイドル風ポップチューンは一聴の価値あり!
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