SSS by applibot参画 米山舞らキャラの濃い面々との共同作業
BUNBUNさんは2019年、ゲーム会社のアプリボットがつくったコンセプトスタジオ・SSS by applibot(トリプルエス バイ アプリボット)への参画と共に上京。
米山舞さんやPALOW.さんら、所属する様々なアニメーター/イラストレーターと関わることで、「メンバー全員からたくさんの学びと刺激を受け、狭かった世界が広がり、作家としてよい影響を得ることできた」(展示内の本人コメントより)と振り返っている。
BUNBUNさんいわくSSS by applibotのメンバーは「皆キャラ濃い」とのこと。
SSS by applibot×ワコム特別コラボ企画で制作された作品
参画してすぐ、アプリボットが開発したゲーム『SEVEN's CODE(セブンスコード)』でキャラクターデザインを担当。はじめてゲーム開発陣と机を並べて仕事をした経験は、「少人数チームで机を並べて修羅場を駆け抜けるのホント楽しかった」(展示コメントより)という。
紙に印刷する以外の表現方法にも挑戦
SSS by applibotは、デジタルイラストをただ紙に印刷するだけでなく、新たな表現や可能性を模索する展覧会を開催している。今回の展覧会では、abec/BUNBUNさんの関わった作品を用いて、描き下ろしイラストを様々な出力方法でアウトプットした作品も展示されている。
『結城友奈は勇者である』のイラストもより神秘的に
立体的な表現での出力にはFLATLABOが協力
制作には、イラストレーターの展覧会で目にすることが多い印刷会社・FLATLABO(フラットラボ)が協力した。
abec/BUNBUNのオリジナル作品も見たくなりませんか!
今回の展覧会「CHARACTERS」では、タイトル通り、abec/BUNBUNさんがこれまで手がけたキャラクターたちが一挙集結している。誰にだって一人くらいは、感情移入したキャラクターがいるはずだ。
そのイラストレーションの上手さや膨大さ、積み上げてきた実績に感動すると同時に、純粋なabec/BUNBUNさん発の創作も見てみたい……とも思ってしまうのはわがままでしょうか!
会場には足を触ると画力が上がるという“BUNBUN電波まねき猫像”も
展覧会にあわせて電撃オンラインで公開されたインタビューでは、今後の展望として「自発的に何かをつくりたい」と話していたabec/BUNBUNさん(外部リンク)。
もし、数年後でも10年後でも20年後でも、abec/BUNBUN発の創作や表現だけを集めた展覧会が開催されたら……絶対行きます!
abec/BUNBUNさんからのメッセージ
abec/BUNBUNの個展「CHARACTERS」は、3月17日(月)までTODAホール&カンファレンス東京で開催中。今後、大阪と博多での開催も予告されている(詳細は後日発表)。

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イベント情報
abec/BUNBUN 20th Exhibition CHARACTERS
- 会期
- 2025年3月1日(土)〜17日(月)
- 場所
- TODA HALL & CONFERENCE TOKYO HALL A
- 主催
- 株式会社KADOKAWA / 株式会社ストレートエッジ
■abec
電撃文庫『ソードアート・オンライン』のイラストレーションを担当。同作品は4度のテレビアニメ化、さらには3度の劇場アニメ化を果たし、大ヒット記録を更新し続けている。2023年2月には3冊目の画集『ソードアート・オンライン abec画集 New World』を刊行。
参加作品
『ソードアート・オンライン』(川原 礫 著)イラスト
『ソードアート・オンライン プログレッシブ』(川原 礫 著)イラスト
他
■BUNBUN
2004年のデビュー以来、100冊を越えるライトノベルのイラストレーションを担当。『サクラクエスト』、『終末のイゼッタ』、『結城友奈は勇者である』などアニメ作品の制作にも多数参加。他にも多数のキャラクターデザインや、2冊の画集刊行を経て、デビュー20周年を迎えた現在も、その活躍は留まるところを知らない。
参加作品
『薔薇のマリア』(十文字青 著)イラスト
『ファイヤーガール』(星空めてお 著)イラスト
『乃木若葉は勇者である』(朱白あおい 著)イラスト
『サクラクエスト』キャラクター原案
『終末のイゼッタ』キャラクター原案
『結城友奈は勇者である』キャラクター原案
他
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