“社長”こと加賀美ハヤトさんの長年の布教活動が実ったか。はたまた2025年3月に発売予定の「にじさんじコラボパック」への布石か。
バーチャルライバーグループ・にじさんじ所属VTuberたちの間で、トレーディングカードゲーム『デュエル・マスターズ』（通称・デュエマ）が、じわじわと広がりつつあります。
発端は加賀美ハヤトの“雑キープ”コラボでの発言
そもそも、アプリ版である『デュエル・マスターズ プレイス』（通称・デュエプレ）と、現在までに5回コラボしていたにじさんじ（コラボ数では最多！）。
企業案件ではなく通常の配信で、『デュエル・マスターズ プレイス』を実況するライバーも存在するなど、以前から親和性の高さを見せていました。
そんな中、従来の紙の『デュエマ』が広まるきっかけになったのが、2023年4月25日の加賀美ハヤトさん、社築さん、花畑チャイカさんの3人（通称・雑キープ/That's Keep.）によるコラボ配信。
配信内における加賀美ハヤトさんの「デュエマに関しては、今本当に周りでやっている人が誰もいないのに、デッキが五つある」「いつでも、私は（遊んでくれるのを）待ってますよ？」という発言でした。
筋金入りの『デュエマ』プレイヤー・加賀美ハヤト
『デュエプレ』については、2019年末のリリース初期からプレイしていた加賀美ハヤトさん。
加賀美ハヤト (かがみ はやと)さん
2020年8月には、自身の3Dモデルお披露目配信にて、タカラトミー協力のもと、『デュエマ』の代表的カードである《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を召喚した演出が話題に。
以降も、『デュエプレ』の公式番組に度々ゲストや実況として参加。2022年12月には、企業案件として紙の『デュエマ』の先行開封配信を行っており、筋金入りの『デュエマ』プレイヤーとして知られています。
社築、花畑チャイカ、伏見ガク『デュエマ』にハマる
元々、社築さんも花畑チャイカさんもカードゲームプレイヤーだったこともあり、加賀美ハヤトさんは見事に（しかも伏見ガクさんも加えて）『デュエマ』の布教に成功。
後の配信で加賀美ハヤトさんは、3人に2つずつデッキをプレゼントしたとコメント。「やっぱりデッキを買ってあげるということですよね」「親しい人にカードゲームをやってほしいと思ったら」と、当時を振り返っていたのが印象的でした。
加賀美ハヤトさんさんの布教の甲斐もあって、3人は配信で開封実況を行うようになり、プライベートでも『デュエマ』にドハマり。
2024年8月には、『デュエマ』の多人数戦フォーマット「デュエパーティー」で遊ぶ動画も公開されました（編集は『デュエマ』関連の動画編集者として知られているドロソさん）。
にじさんじ全体に広がる“デュエマ熱” 相次ぐ布教活動
こうした経緯もあり、来る2025年3月に発売予定のコラボパックに向けてなのか、にじさんじの『デュエマ』プレイヤーたちは、熱心に布教活動につとめている様子。
その真剣っぷりは、社築さんが「これでさ、にじさんじパック発売されて誰も（にじさんじライバーが）見向きもしなかったら全員嫌いになりそう俺」と、不穏な発言をしてしまうほど。
加賀美ハヤトさんは、オリバー・エバンスさん、レオス・ヴィンセントさん、イブラヒムさんらにもデッキをプレゼント。舞元啓介さんにも、クリスマスプレゼント企画で『デュエマ』の拡張パックを贈呈。
また、社築さんと花畑チャイカさんは、2024年3月にデビューしたユニット・3SKM（スリーエスケーエム）の新人ライバー・榊ネスさんへの布教に成功しました。
さらに榊ネスさんが、12月16日に行われたにじさんじの新人男性ライバー5人によるクリスマス会（外部リンク）で、「紙のデュエマやらないか？」と参加者に勧めるなど、その熱量は徐々ににじさんじ全体へと広まりつつあります。
「にじさんじコラボパック」詳細を加賀美ハヤトが配信で解禁
なお、「にじさんじコラボパック」の詳細については、2025年1月16日（木）に、加賀美ハヤトさんの配信内で一部情報が解禁予定。
現時点では「新規・再録カードで構成」「にじさんじ所属VTuberのイラストが描かれたカードだけを収録している」と発表済み。
加賀美ハヤトさんの配信では、コラボパックに登場するライバーの名前が全員公開、さらには一部収録カードが公開される予定です。
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