ジャニーズ事務所、性加害問題の対応巡り記者会見へ 情報提供の窓口も開設

ジャニーズ事務所、性加害問題の対応巡り記者会見へ 情報提供の窓口も開設
ジャニーズ事務所、性加害問題の対応巡り記者会見へ 情報提供の窓口も開設

性加害問題への対応について、記者会見を行うと発表したジャニーズ事務所

ジャニーズ事務所は、故・ジャニー喜多川さんの性加害問題への対応について、記者会見を行う予定であると7月18日に発表した。

加えて、同社から独立した「外部専門家による再発防止特別チーム」による調査が開始したことや、同チームへの情報提供を目的とした専用窓口の開設を報告。

公式サイトの発表によれば、記者会見の時期などの詳細は、決定次第アナウンスするという。

性加害問題への対応続くジャニーズ事務所

BBCによる報道およびドキュメンタリー
3月のBBCや『週刊文春』の報道、4月の元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト(岡本カウアン)さんの記者会見以降、社会的なトピックスとなっているジャニーズ事務所の性加害問題。

5月14日には、藤島ジュリー景子社長が動画と文書で一連の性加害問題について謝罪。さらに事務所としての見解および今後の対応を説明した。 その中で、事実か否かの断定は避けつつも、「事務所の存続さえ問われる、極めて深刻な問題」と受け止め、専門家等を迎えた対応を明言していた。

同月26日には、前述した再発防止特別チームや被害者に向けた相談窓口の設置、社外取締役の就任などを発表。ガバナンス改善に向けた経営改革を打ち出している

再発防止特別チーム、性加害の情報目的に専用窓口

ジャニーズ事務所は今回の発表で、性加害問題を巡って「外部専門家による再発防止特別チーム」が、すでに調査を開始していると報告。

その上で、「先ごろ、本チームより、その調査内容をより深めるため、本チームへの情報提供を目的とした『専用窓口』を開設する旨の連絡がございました」と説明した。

再発防止特別チーム名義の「調査協力のお願い」と題した書面(外部リンク)によると、チームとして提供を求める情報は以下の2点。

①故ジャニー喜多川氏による性加害行為に関する情報
②ジャニーズ事務所内における性加害行為に関する情報

専用窓口は7月18日に開設済み(外部リンク)。現在、ジャニーズ事務所に所属しているか否かにかかわらず、情報提供を求める方針だ。

窓口は“ジャニーズと一切関係なし”を強調

性加害問題への対応を巡っては、当初から第三者委員会の設置を求める声も多かったが、ジャニーズ事務所は再発防止特別チームという方法を選択。記者会見も同チームの提言を受けた上で実施される。

今回設置された同窓口の対応について、再発防止特別チームは「厳格な守秘義務を負った当チームのメンバー及びその補助者並びに外部委託先」が担当すると説明。

「補助者及び外部委託先もジャニーズ事務所とは一切の関係がありません」「情報提供したことを理由に、ジャニーズ事務所及び関連会社が不利益を課すことは一切ありません」と明言した。

元Jr.からの相次ぐ告白や現所属タレントの言及、さらには山下達郎さんら関係者がコメント──余波が広がり続ける中で、ジャニーズ事務所は記者会見でどのような対応を見せるのだろうか。
この記事どう思う?

この記事どう思う?

ジャニーズ事務所の性加害問題についてもっと知る

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。