STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)が6月27日(金)、代表取締役CEOの福田淳さん、取締役CMOの井ノ原快彦さん、取締役CFOの辰喜一宏さんの3名の退任を発表した。
福田淳さんについては6月13日、時事通信ほか一部報道機関において退任が報じられ、STARTO社もその方向で調整中と表明していた。
新たな代表取締役CEOには、元フジテレビ専務でテレビ西日本社長もつとめた鈴木克明さんが就任した。
STARTO社、設立時の経営陣3人が任期満了で退任
STARTO社は、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の所属タレントを引き継ぐ形で、2023年10月に設立された芸能プロダクション。
福田淳さんは、ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス代表取締役社長を歴任したほか、俳優・のんさんがエージェント契約を結ぶコンサルティング会社・スピーディ代表取締役社長もつとめている。
井ノ原快彦さんは、V6のメンバーとして知られ、STARTO社の設立時からCMOをつとめてきたが、本人の意向ならびに任期満了により今回の退任に至った。
あわせて、辰喜一宏さんも取締役CFOを退任。福田淳さんとともに経営陣3人が同時に本人の意向ならびに任期満了という形で退任となった。
新社長の鈴木克明氏は「めざましテレビ」初代プロデューサー
後任のCEOとなる鈴木克明さんはフジテレビ系「めざましテレビ」の初代プロデューサーとして立ち上げにも関わり、編成制作局長として活躍。
2017年に株式会社テレビ西日本代表取締役社長に就任し、2021年まで4年間にわたって同社の経営を指揮し、様々な企業アドバイザーに従事してきた人物だ。
就任のメッセージにて鈴木克明さんは、「これまでのコンプライアンスを重視した路線を承継しつつ、より一層ファンの皆様や関係者 の皆様に喜んでいただけるエンターテイメントをご提供すべく、新しい価値創造に取り組む所存です」と表明している。

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