シンガーソングライター・山下達郎さんが7月9日、自身のラジオ「サンデー・ソングブック」の中で、音楽プロデューサー・松尾潔さんの契約解除について「自身が促したわけではない」とコメントした。
山下達郎さんを巡っては7月1日、松尾潔さんがジャニーズ事務所の性加害問題に言及したことを理由に、所属していた芸能プロダクション・スマイルカンパニーとの契約を解除されたとツイート。
その際「私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です」と名指しされたことで、“ジャニーズへの忖度が影響しているのでは?”といった憶測や波紋が広がっていた。KinKi Kids「硝子の少年」
山下達郎さんは、1970年代から活動する日本を代表するシンガーソングライター/ミュージシャン。事務所は前述のスマイルカンパニーに所属している。
近藤真彦さん「ハイティーン・ブギ」や、KinKi Kidsのデビューシングル「硝子の少年」など、ジャニーズ事務所の所属アイドルに多くの楽曲を提供している。
松尾潔さんが契約解除について語ったツイートで、山下達郎さんが名指しされたことで、様々な憶測が拡大。
今回そうした反応に対して、ジャニーズへの忖度について「根拠のない憶測」と断言した。
一方で、松尾潔さんがジャニーズ事務所の性加害問題について「憶測に基づく一方的な批判をしたこと」が、契約解除の理由のひとつと認めた。
ただし、あくまでも一要因であり「それだけではない」と強調。詳細は語られなかったものの、他にも契約解除の要因はあることを示唆した。
ただし、一連の問題について、自身が知っていることはなく、「一作曲者・楽曲提供者である自分は、音楽業界の内部事情はまったく預かり知らない状態」と説明した。
一方で、ミュージシャンとしての山下達郎さんにとって、ジャニー喜多川さんやジャニーズタレントへの“ご恩やご縁”と性加害は別問題と言及。
彼らが日本の音楽業界で成し遂げてきたことや、芸事に対するひたむきな姿勢に対して、「尊敬の念は変わらない」とコメントした。
それによれば、SMAPの解散やキンプリことKing & Princeの分裂については「どうして?」「残念」と心境を吐露。
2022年に29年ぶりに再結成した男闘呼組に触れ、「いつか近い将来、SMAPや嵐、キンプリの再集合を(妻である)竹内まりや共々に願っております」とコメントした。
終盤には、性加害の告発・報道などが相次ぐ中でも、自身はミュージシャンという立場から「タレントたちの音楽活動を応援していこうと思っている」とスタンスを示した。
また、こうした山下達郎さんの姿勢を「忖度」「長いものに巻かれている」と解釈する場合は、「それでも構いません」と一言。「きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」と語った。
山下達郎さんを巡っては7月1日、松尾潔さんがジャニーズ事務所の性加害問題に言及したことを理由に、所属していた芸能プロダクション・スマイルカンパニーとの契約を解除されたとツイート。
その際「私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です」と名指しされたことで、“ジャニーズへの忖度が影響しているのでは?”といった憶測や波紋が広がっていた。
ジャニーズへの楽曲提供も多数、忖度は「根拠のない憶測」
近藤真彦さん「ハイティーン・ブギ」や、KinKi Kidsのデビューシングル「硝子の少年」など、ジャニーズ事務所の所属アイドルに多くの楽曲を提供している。
松尾潔さんが契約解除について語ったツイートで、山下達郎さんが名指しされたことで、様々な憶測が拡大。
今回そうした反応に対して、ジャニーズへの忖度について「根拠のない憶測」と断言した。
松尾潔の「憶測に基づく一方的な批判」は契約解除の一要因
今回のコメントでは、松尾潔さんの契約解除は事務所の社長の判断で行われ、自身が「(スマイルカンパニーの社長に)契約を終了するよう促したわけでもありません」と関与を否定。一方で、松尾潔さんがジャニーズ事務所の性加害問題について「憶測に基づく一方的な批判をしたこと」が、契約解除の理由のひとつと認めた。
ただし、あくまでも一要因であり「それだけではない」と強調。詳細は語られなかったものの、他にも契約解除の要因はあることを示唆した。
山下達郎「性加害を擁護しているわけではない」
ジャニーズ事務所の性加害問題については、「(事実であれば)許されないこと」「(ジャニーズを)擁護しているわけではない」と主張。ただし、一連の問題について、自身が知っていることはなく、「一作曲者・楽曲提供者である自分は、音楽業界の内部事情はまったく預かり知らない状態」と説明した。
一方で、ミュージシャンとしての山下達郎さんにとって、ジャニー喜多川さんやジャニーズタレントへの“ご恩やご縁”と性加害は別問題と言及。
彼らが日本の音楽業界で成し遂げてきたことや、芸事に対するひたむきな姿勢に対して、「尊敬の念は変わらない」とコメントした。
SMAPや嵐、キンプリの“再集合”を願う場面も
なおコメントでは、ミュージシャンの立場から近年のジャニーズの動きに言及する場面もあった。それによれば、SMAPの解散やキンプリことKing & Princeの分裂については「どうして?」「残念」と心境を吐露。
2022年に29年ぶりに再結成した男闘呼組に触れ、「いつか近い将来、SMAPや嵐、キンプリの再集合を(妻である)竹内まりや共々に願っております」とコメントした。
終盤には、性加害の告発・報道などが相次ぐ中でも、自身はミュージシャンという立場から「タレントたちの音楽活動を応援していこうと思っている」とスタンスを示した。
また、こうした山下達郎さんの姿勢を「忖度」「長いものに巻かれている」と解釈する場合は、「それでも構いません」と一言。「きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」と語った。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント