バーチャルYouTuber(VTuber)事業を運営する774inc.が、所属タレントへの誹謗中傷行為に対する声明を3月15日(水)に発表した。
その中で、774inc.の誹謗中傷対策チームは、「SNSやYouTubeのコメント、インターネット掲示板や所謂まとめサイトなどにて、弊社所属タレントに対しての悪質な誹謗中傷行為が見受けられる」と背景を説明。
誹謗中傷や「節度を越えた不当な行為」に対して、情報開示請求や法的措置を含む対処を行っていくことを宣言した。
VTuberに限定すると直近では、2022年12月ににじさんじを運営するANYCOLOR社とホロライブプロダクションを運営するカバー社が、誹謗中傷行為に対して連携体制を構築すると発表。 同年10月から11月にかけて一部の「まとめサイト」運営者に対して交渉を行い、所属タレントの「権利侵害および誹謗中傷等の助長行為を一切行ってはならない旨の一定の条件を付す形で」示談書の締結に至ったことを明かしていた。
また、ANYCOLOR社は2023年2月、所属タレント・勇気ちひろさんに対して誹謗中傷を繰り返していた人物に損害賠償請求を行い、対象の人物が約120万円の損害賠償金を支払うという形で示談が成立したこと発表している。
その中で、774inc.の誹謗中傷対策チームは、「SNSやYouTubeのコメント、インターネット掲示板や所謂まとめサイトなどにて、弊社所属タレントに対しての悪質な誹謗中傷行為が見受けられる」と背景を説明。
誹謗中傷や「節度を越えた不当な行為」に対して、情報開示請求や法的措置を含む対処を行っていくことを宣言した。
774inc.「人生にも大きな影響を及ぼす」と誹謗中傷行為に糾弾
774inc.の誹謗中傷対策チームは声明の中で、「タレントの健全な活動環境を奪い、活動意欲を減退させる」「非常に大きな精神的負担を与え、その後の人生にも大きな影響を及ぼす」と以下のような行為を糾弾した。これらの行為を未然に防ぐため、774inc.運営は「タレントのYouTube・Twitter含むすべてのアカウントのDMや、その他個人へ向けた一切のメッセージなどを確認する」場合があると言及している。・タレントに対する名誉毀損行為
・プライバシーの侵害行為
・暴力的な言葉や脅迫的な行為
・SNSやインターネット掲示板での悪質な投稿
・偽の情報を拡散し、タレントを誤解させるように仕向ける行為
・匿名性を利用して、タレントを脅迫するような言動
・つきまとい・待ち伏せ行為
・面会・交際等を要求する行為 【弊社所属VTuberタレントに対する誹謗中傷行為への対応につきまして】|774inc.
ANYCOLOR、カバー……VTuberシーンで進む誹謗中傷対策
2022年7月に侮辱罪を厳罰化する改正刑法が施行されるなど法的な対策も進む一方、インターネット上での誹謗中傷や名誉毀損といった行為は未だ後を絶たない。VTuberに限定すると直近では、2022年12月ににじさんじを運営するANYCOLOR社とホロライブプロダクションを運営するカバー社が、誹謗中傷行為に対して連携体制を構築すると発表。 同年10月から11月にかけて一部の「まとめサイト」運営者に対して交渉を行い、所属タレントの「権利侵害および誹謗中傷等の助長行為を一切行ってはならない旨の一定の条件を付す形で」示談書の締結に至ったことを明かしていた。
また、ANYCOLOR社は2023年2月、所属タレント・勇気ちひろさんに対して誹謗中傷を繰り返していた人物に損害賠償請求を行い、対象の人物が約120万円の損害賠償金を支払うという形で示談が成立したこと発表している。
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