連載 | #381 ポップな画像を紹介してみた

メカ×海の生き物「海虎シャチ」フィギュアがかっこよすぎて神秘的

メカ×海の生き物「海虎シャチ」フィギュアがかっこよすぎて神秘的
メカ×海の生き物「海虎シャチ」フィギュアがかっこよすぎて神秘的

村瀬材木さんによるアートスタチュー「海虎シャチ」/画像は本人提供

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水生生物やメカを得意とする造形作家の村瀬材木さんが、「海の十二支」シリーズ第2弾「海虎シャチ」の受注生産を開始した。

「海の十二支」シリーズは、村瀬材木さんが12年にわたり、その年の干支を海の生き物と絡めて作品にするシリーズ。1体ずつ本人が監修したうえで、アートスタチューとして限定生産される。

「海虎シャチ」の値段は9万8000円。株式会社プレストのホビー事業部によるブランド「Supernova_DD」のBOOTHショップにて予約受付中だ(外部リンク)。

【画像】メカなのに躍動感たっぷりの「海虎シャチ」

「巨体感は表現しつつ動きのあるシルエットに」

村瀬材木さん/画像は「Supernova_DD」BOOTHショップページから

村瀬材木さんは、「硬さと柔らかさ」をテーマに、水生生物モチーフでメカをデザインする造形作家。

今回制作した「海虎シャチ」は、「海の十二支は干支に『海』の字を合わせると海の水生生物になる」というコンセプトのもと制作するシリーズの新作だ。 村瀬材木さんによれば、制作にあたって、シャチの展示を行っている名古屋港水族館へ取材に出向き、そこで感じ取ったシャチの生命力を落とし込んだという。

「まず水槽内でのシャチの動きや姿を間近で拝見し、しなやかかつ勢いのある尾びれの動きが印象的で、力強く水中を進む様を表現したいと感じました。ショーでのシャチも拝見して、大きな体にもかかわらず軽快なジャンプ等のアクションを行う様子も印象的で、巨体感はしっかり表現しつつ動きのあるシルエットを目指したいと原型制作を行いました」

作者自ら目入れと仕上げ、高級仕様の「海虎シャチ」

加えて「館内には骨格展示もあり、今回のお腹側や胸鰭のメカ部分のデザインの着想に大変参考になりました」と取材時を振り返る。

そうして生まれた「海虎シャチ」は、強大な自然の中を力強く生きるシャチの質感が感じられる。 作品は村瀬材木さんの原型を複製し、本人による監修のもと、ペインターによる塗装が行われる。また、フィニッシュ工程、目入れは村瀬材木さんが自ら実施。

製品台座にはシリアルナンバーと直筆サインが入れられ、保証書とともに、サイン入り高級桐箱に梱包され、配送される。
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