このネームには隅に数字が記載されており、連載再開へのカウントダウンや話数など様々な予想がTwitter上を騒がせているのだが、どうやらページ数なのではないか、という予想も広がりはじめている。
突然のTwitter開設、冨樫義博の変
冨樫義博さんのTwitterアカウントが登場したのは5月24日。同日に初のツイートが投稿されていたが、本人のアカウントかどうかが判明しておらず、静観の構えを見せる者が大半だった。とりあえずあと4話。 pic.twitter.com/OwoB4ljp1x
— 冨樫義博 (@Un4v5s8bgsVk9Xp) May 24, 2022
しかし翌5月25日に、ORICON NEWSなど複数メディアの集英社への取材で、同アカウントが本人のものであることが確定(外部リンク)。これをきっかけにTwitter上で熱狂の渦が巻き起こり、すでに公開されていたネームの画像を巡る憶測がタイムラインを駆け巡ることになった。
更新され続ける『HUNTER×HUNTER』の進捗状況
— 冨樫義博 (@Un4v5s8bgsVk9Xp) May 26, 2022そうして現在までにネームが連日ツイートされているのだが、これが左右のページで順々に公開されており、記載されている数字もそれに合わせて徐々に数が大きくなっている。このため、当初から囁かれていたページ数説が広がりはじめている状況だ。
なお、現在までに「6」から「11」までの数字が記載されたネームが公開されているのだが、掲載誌『週刊少年ジャンプ』では、どの作品も基本的に1話19ページで掲載されるため、冨樫義博さんが公開するネームに記載された数字が「19」を超えても進んだ場合は、また違う説が浮上しそうだ(連載再開のため増ページ説など)。
だがそもそも、ページ数説が当たっている確証もない。どんな憶測も所詮は憶測でしかなく、3年以上の休載を経て、突然現れた冨樫義博さんのTwitterアカウントに踊らされているだけなのだ。一種のお祭りである。
アカウント開設から1週間も経たずにフォロワーが240万人を超えたことからもそれはよく分かるが、どうせはじまってしまった祭りなのであれば踊らにゃ損。まだしばらくは、熱に浮かされるようにネームの公開を待ち続けたい。
『HUNTER×HUNTER』前回の休載からこれまで
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連載
1998年より『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始した漫画家・冨樫義博さんが描く『HUNTER×HUNTER』。 主人公のゴン=フリークスが父親であるジンを探すためハンターとなり、キルア、クラピカ、レオリオといった仲間達との絆を深めながら、未知なる敵との戦いを描きます。 緻密に計算された高度な攻防と読者の予想を上回り続ける展開で人気を博す一方、非常に寡作なことでも知られ、現在までに500回以上の休載を繰り返していることも話題となりました。 冨樫義博『HUNTER×HUNTER』超特集では、そんな本作に魅せられたKAI-YOUの面々が、作品にまつわる疑問や伏線などを考察するコラム記事を執筆。ときには座談会も実施しながら、一読しただけでは伝わりづらい冨樫義博作品に通底する思想を紐解きます。
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