漫画家の冨樫義博さんが、今後掲載予定の『HUNTER×HUNTER』50話分の台詞と時系列を確認し調整中であることをXで明かした。
現在進行中のエピソード「王位継承編」に登場するキャラクターが描かれたメモらしき画像も投稿されている。「王位継承編」はまだまだ終りが見えないが、この先少なくとも50話は続くのかもしれない。
また、この確認と調整が終わり次第、原稿のペン入れなどを再開するという。
前段となる「選挙編」の後、主要キャラクター・クロロとヒソカの決闘などを挟みつつ、「王位継承編」が本格的に始動したのは、単行本34巻収録の358話「前夜」から。
単行本未収録の最新410話「交渉④」時点で、すでに52話続く長編となっている。
目が離せない……! 冨樫義博の代表作『HUNTER×HUNTER』
『HUNTER×HUNTER』は1998年より『週刊少年ジャンプ』で連載中の漫画。『幽☆遊☆白書』や『レベルE』を生み出した冨樫義博さんの代表作として知られる。
主に主人公の少年・ゴンが行方知れずの父親を探す旅路が描かれてきた。現在は人類にとって未知の大地・暗黒大陸へ向かう船内で、一国の次期国王を決める過酷なサバイバル「王位継承編」が進行している。
ゴンの友人・クラピカとレオリオ、クラピカと因縁深い「幻影旅団」の面々も含めて、本作でも最も登場キャラクターが多い「王位継承編」。キャラクターの思惑の分だけ物語も複雑で、本作随一の密度になっている。
なお『HUNTER×HUNTER』は、『週刊少年ジャンプ』2025年2号に掲載された410話をもって休載中。411話以降の作業も進行中だとされているものの、掲載時期は未定となっている。
船が暗黒大陸に到着した後はどうなるのか。久しく出番のない主人公・ゴンはいつ再登場するのか。「王位継承編」後の展開や次の掲載時期も含めて、全く目が離せない状況だ。
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連載
1998年より『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始した漫画家・冨樫義博さんが描く『HUNTER×HUNTER』。 主人公のゴン=フリークスが父親であるジンを探すためハンターとなり、キルア、クラピカ、レオリオといった仲間達との絆を深めながら、未知なる敵との戦いを描きます。 緻密に計算された高度な攻防と読者の予想を上回り続ける展開で人気を博す一方、非常に寡作なことでも知られ、現在までに500回以上の休載を繰り返していることも話題となりました。 冨樫義博『HUNTER×HUNTER』超特集では、そんな本作に魅せられたKAI-YOUの面々が、作品にまつわる疑問や伏線などを考察するコラム記事を執筆。ときには座談会も実施しながら、一読しただけでは伝わりづらい冨樫義博作品に通底する思想を紐解きます。
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