辻村深月『かがみの孤城』アニメ化 直木賞作家によるファンタジーミステリー

辻村深月『かがみの孤城』アニメ化 直木賞作家によるファンタジーミステリー
辻村深月『かがみの孤城』アニメ化 直木賞作家によるファンタジーミステリー

『かがみの孤城』

POPなポイントを3行で

  • 辻村深月のベストセラー小説『かがみの孤城』
  • 劇場アニメ化、松竹配給で2022年冬に公開
  • 本屋大賞を受賞作、累計発行部数は125万部超
2018年の本屋大賞を受賞し、累計発行部数125万部を突破している辻村深月さんによるベストセラー小説『かがみの孤城』(ポプラ社)が劇場アニメ化。松竹配給で2022年冬に公開される。

『かがみの孤城』ストーリー
学校での居場所をなくし、家に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然、部屋の鏡が光り始め、吸い込まれるように鏡をくぐり抜けると、その先にあったのは城のような不思議な建物。そこには、こころと似た境遇の7人が集められていた。城の中には秘密の「鍵」が隠されており、その鍵を見つけた者は、何でも願いが叶うというー。
なぜこの7人が集められたのか。鍵はいったいどこにあるのか。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれるー。

本屋大賞やメディアミックスも話題の『かがみの孤城』

映画『かがみの孤城』の原作は、2017年5月に発売された同名小説。大人も子どもも夢中になるファンタジーミステリーとして幅広い世代から熱い支持を集めており、累計発行部数は2022年に入っても伸び続け125万部を突破した。

コミカライズ、オーディオブック化、舞台化など様々なメディアミックスも行われており、2021年3月には文庫版も発売された。

本屋大賞では15年間の歴史の中でも歴代最多の得票数と651点という高得点を獲得し1位に。TV番組『王様のブランチ』の「ブック大賞 2017」や、本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』の「BOOK OF THE YEAR 2017」などを獲得している。

ポプラ社公式サイトに掲載されている本屋大賞受賞当時の記事(外部リンク)では、辻村深月さんは同作について「子どもと、かつて子どもだったすべての人に向けて書いた作品」とコメント。

また、受賞当時の勢いを「読者の方の感想が普段以上に熱かったり、お会いする書店員さんたちにかけていただくお声が普段とちょっと違う熱を持ったりしているように感じていました」と語っている。

原作者は直木賞作家の辻村深月

辻村深月著『かがみの孤城』刊行記念スペシャルインタビュー
原作者の辻村深月さんは、2004年『冷たい校舎の時は止まる』でデビュー。映画化もされた『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、『鍵のない夢を見る』では第147回直木賞を受賞。

日本アカデミー賞を含め多数の賞を受賞した『朝が来る』や、5月に劇場公開となる『ハケンアニメ!』など数々の作品が映画化されている。

©2022「かがみの孤城」製作委員会

今後のアニメ化注目作

この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。