『スラムダンク』『シン・ウルトラマン』が優秀賞 日本アカデミー賞発表

『スラムダンク』『シン・ウルトラマン』が優秀賞 日本アカデミー賞発表
『スラムダンク』『シン・ウルトラマン』が優秀賞 日本アカデミー賞発表

アニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』/画像は公式Twitterから

第46回日本アカデミー賞の優秀作品賞と優秀アニメーション作品賞ほか、各部門の結果が発表された。

優秀作品賞に輝いたのは、『ある男』『シン・ウルトラマン』『月の満ち欠け』『ハケンアニメ!』『流浪の月』の5作品。

優秀アニメーション作品賞は、『犬王』『かがみの孤城』『すずめの戸締まり』『ONE PIECE FILM RED』『THE FIRST SLAM DUNK』の5作品が受賞している。

3月10日(金)に行われる授賞式で、各部門の最優秀賞が発表される。

作家・辻村深月の原作作品が2作受賞

優秀作品の『ハケンアニメ!』と、優秀アニメーション作品の『かがみの孤城』は、共に直木賞作家・辻村深月さんの小説を映像化した作品。

2022年5月に公開された前者は、同名のお仕事小説を原作に、メインキャストに吉岡里帆さん、中村倫也さんらを迎え、アニメ業界で奮闘する人々を描いた。

映画には東映アニメーションやProduction I.Gも協力。足掛け7年かかったという映画化にあたって、辻村深月さんは劇中アニメ2本分(12話×2本=24話!)のプロットを書き下ろしている
一方、『かがみの孤城』は2022年12月公開。ベストセラー小説を原作としたファンタジーミステリーだ。

監督は『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『河童のクゥと夏休み』などを手がけた原恵一さん。

ビジュアルコンセプトおよび劇中の「孤城」のデザインを、ロシア人イラストレーターのイリヤ・クブシノブさんが担当した

日本映画界の名誉・日本アカデミー賞

映画芸術、技術、科学の向上発展のために設立され、1978年にはじまった日本アカデミー賞。

第46回の優秀作品賞と優秀アニメーション作品賞は、2022年1月1日から12月31日に、東京の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された新作が対象となった。

また、そのほかにも監督賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞、撮影賞、照明賞、美術賞などの結果も発表されている(外部リンク)。

羽鳥慎一、有村架純が司会の授賞式は3月に放送

3月10日に行われる授賞式では、各部門の最優秀賞も発表される。

フリーアナウンサーの羽鳥慎一さんと、前回の第45回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞した有村架純さんが司会をつとめる授賞式の様子は、当日21時から日本テレビ系列で放送される。

なお、前回は最優秀賞作品賞に『ドライブ・マイ・カー』、最優秀賞アニメーション作品賞に『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が選ばれている。
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