本作は庵野秀明さんが企画・脚本、樋口真嗣さんが監督、鷺巣詩郎さんが音楽と、映画『シン・ゴジラ』の制作陣が特撮作品『ウルトラマン』を新たに描いた作品。
5月13日に全国公開され、興行収入44億円の大ヒットを記録した。
誰も知らないウルトラマンを描く『シン・ウルトラマン』
円谷プロダクションが1966年に世に送り出した『ウルトラマン』の企画・発想の原点に立ち還りながら、現代日本を舞台に、未だ誰も見たことのない“ウルトラマン”がはじめて降着した世界が描かれた。
主人公・神永新二を演じた斎藤工さんをはじめ、分析官・浅見弘子に長澤まさみさん、班長・田村君男に西島秀俊さん、非粒子物理学者・滝明久に有岡大貴さん、汎用生物学者・船縁由美に早見あかりさんなどがキャストとして集結。
米津玄師さんによる主題歌「M八七」も大きな話題に。映画公開時にはSNS上でも二次創作が散見されるなど、「ウルトラマン」シリーズへ従来の特撮ファン層以外からの注目を集める一助となった。
シリーズとしては、7月から『ウルトラマンデッカー』がテレビ東京系で毎週土曜朝9時より現在放送されている。
正体不明のウルトラマンとカイジュウ
Ⓒ2022「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©️円谷プロ『シン・ウルトラマン』のあらすじ
次々と巨大不明生物【禍威獣(カイジュウ)】があらわれ、その存在が日常となった日本。
通常兵器は全く役に立たず、限界を迎える日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し、
【禍威獣特設対策室】通称【禍特対(カトクタイ)】を設立。
班長・田村君男(西島秀俊)、作戦立案担当官・神永新二(斎藤工)、非粒子物理学者・滝明久(有岡大貴)、汎用生物学者・船縁由美(早見あかり)が選ばれ、任務に当たっていた。
禍威獣の危機がせまる中、大気圏外から突如あらわれた銀色の巨人。
禍特対には、巨人対策のために分析官・浅見弘子(長澤まさみ)が新たに配属され、神永とバディを組むことに。
浅見による報告書に書かれていたのは・・・【ウルトラマン(仮称)、正体不明】。
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