庵野秀明総監督による映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の興行収入が100億円を突破した。
7月21日(水)に終映が迫る中(一部劇場を除く)、公開初日の3月8日から7月12日まで127日間での達成となった。
ついに完結ということで大いに盛り上がってきた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。今回は、公開初日からの興行成績や行われたイベント、メディア展開を振り返る。
異例の月曜公開だったにもかかわらず、土曜日に公開されたシリーズ前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の初日興行収入と比較して123.8%、同じく初日の観客動員数と比較して121.7%と好調なスタートを切った。
その後も順調に数字は伸び、7日間累計で興収は33億円、観客動員は219万人に。同様に14日間で49億円、322万と推移。
21日間で累計興収60.1億円、観客動員数396万人を突破して「エヴァンゲリオン」の劇場版として、シリーズ歴代最高記録を更新した。
その後、5月には興収82億8229万8700円、観客動員数542万3475人を記録。総監督・庵野秀明さんが手がけた作品の歴代最高記録だった『シン・ゴジラ』の興行収入82.5億円を、59日間で突破。
7月12日の時点で99.9億円とアナウンスされており、100億円到達は時間の問題だったが、今回127日間の累計で100億円突破に至った。
4月29日には、放送時間の都合上入りきらなかった映像やインタビューを加えた拡大版『さようなら全てのエヴァンゲリオン~庵野秀明の1214日~』が前後編で放送され、庵野さんの作品への姿勢やスタッフとのやりとりが反響を呼んだ。 劇場では3月28日、碇シンジ役の緒方恵美さんやアヤナミレイ(仮称)役の林原めぐみさんら主要キャストが集結した舞台挨拶が開催。1997年の「旧劇場版」こと『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』、そして『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』から、24年ぶりとなる舞台挨拶が実現した。
その後4月11日には、庵野総監督も登壇した舞台挨拶が開催。庵野さんは「スタッフの代表として、みなさまにお礼を言う最後のチャンスかな、と思って出ることにしました」「こういったニッチな(分野の)ロボットアニメで100億を目指せるというのはありがたいこと」などとコメントしていた。
ほかにも、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の前日譚の漫画が掲載された通称・薄い本こと特別冊子『EVA-EXTRA-EXTRA』の配布や、6月21日にはラジオ『オールナイトニッポン』の特別編として、『シン・エヴァンゲリオンのオールナイトニッポン』が放送されるなど、メディア展開も多角的に行われた。 1995年に初放送されたTVアニメシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』から数えると26年。2007年からは「新劇場版」シリーズとして再始動し、2007年に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、2009年に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、2012年に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の3作が公開されて大ヒットを記録した。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はシリーズ最新作にして完結編ということもあり、大いに盛り上がった公開期間だったが、7月21日(水)にはついに終映を迎える。
©︎カラー
7月21日(水)に終映が迫る中(一部劇場を除く)、公開初日の3月8日から7月12日まで127日間での達成となった。
ついに完結ということで大いに盛り上がってきた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。今回は、公開初日からの興行成績や行われたイベント、メディア展開を振り返る。
庵野秀明の最高記録だった『シン・ゴジラ』も超える
公開初日から興行収入8億円、観客動員数は50万人を突破した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。上映開始の3/8〜7/12までの
— エヴァンゲリオン公式 (@evangelion_co) July 13, 2021
127日間累計で
『シン・エヴァ』興行収入は100億円を突破致しました。
本当にありがとうございました。
なお本作は7月21日(水)に一部劇場を除き終映となります。#シンエヴァ #シンエヴァラストラン
異例の月曜公開だったにもかかわらず、土曜日に公開されたシリーズ前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の初日興行収入と比較して123.8%、同じく初日の観客動員数と比較して121.7%と好調なスタートを切った。
その後も順調に数字は伸び、7日間累計で興収は33億円、観客動員は219万人に。同様に14日間で49億円、322万と推移。
21日間で累計興収60.1億円、観客動員数396万人を突破して「エヴァンゲリオン」の劇場版として、シリーズ歴代最高記録を更新した。
その後、5月には興収82億8229万8700円、観客動員数542万3475人を記録。総監督・庵野秀明さんが手がけた作品の歴代最高記録だった『シン・ゴジラ』の興行収入82.5億円を、59日間で突破。
7月12日の時点で99.9億円とアナウンスされており、100億円到達は時間の問題だったが、今回127日間の累計で100億円突破に至った。
NHK『プロフェッショナル』や『オールナイトニッポン』特別編も
公開期間中には積極的なプロモーションを展開。3月22日には、制作に取り組む庵野秀明総監督に4年密着した『プロフェッショナル 仕事の流儀~庵野秀明スペシャル~』が放送されている。4月29日には、放送時間の都合上入りきらなかった映像やインタビューを加えた拡大版『さようなら全てのエヴァンゲリオン~庵野秀明の1214日~』が前後編で放送され、庵野さんの作品への姿勢やスタッフとのやりとりが反響を呼んだ。 劇場では3月28日、碇シンジ役の緒方恵美さんやアヤナミレイ(仮称)役の林原めぐみさんら主要キャストが集結した舞台挨拶が開催。1997年の「旧劇場版」こと『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』、そして『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』から、24年ぶりとなる舞台挨拶が実現した。
その後4月11日には、庵野総監督も登壇した舞台挨拶が開催。庵野さんは「スタッフの代表として、みなさまにお礼を言う最後のチャンスかな、と思って出ることにしました」「こういったニッチな(分野の)ロボットアニメで100億を目指せるというのはありがたいこと」などとコメントしていた。
ほかにも、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の前日譚の漫画が掲載された通称・薄い本こと特別冊子『EVA-EXTRA-EXTRA』の配布や、6月21日にはラジオ『オールナイトニッポン』の特別編として、『シン・エヴァンゲリオンのオールナイトニッポン』が放送されるなど、メディア展開も多角的に行われた。 1995年に初放送されたTVアニメシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』から数えると26年。2007年からは「新劇場版」シリーズとして再始動し、2007年に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、2009年に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、2012年に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の3作が公開されて大ヒットを記録した。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はシリーズ最新作にして完結編ということもあり、大いに盛り上がった公開期間だったが、7月21日(水)にはついに終映を迎える。
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『エヴァ』ラストランも最終コーナー!
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