連結子会社・Cygames(サイゲームス)が展開する自社IPゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』や、『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』と、新規タイトルが貢献したという。
代表の藤田晋さんは会見で「自社IPで大ヒットしたことは、当社にとっては非常に大きい」とコメント。収益性の高い自社IPがヒットしたことで、営業利益の数字を大きく牽引したと振り返った。
一方で、7周年の『グランブルーファンタジー』、3周年の『プリンセスコネクト!Re:Dive』、4周年の『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』と、アニバーサリーを迎えた既存タイトルも好調に推移したという。
『ウマ娘 プリティーダービー』DL推移/サイバーエージェント2021年2Q決算説明会資料より
売上高/サイバーエージェント2021年2Q決算説明会資料より
営業利益/サイバーエージェント2021年2Q決算説明会資料より
実在の競走馬の擬人化で人気を集める『ウマ娘』
Cygamesがクロスメディアコンテンツとして展開する『ウマ娘 プリティーダービー』。ゲームは2021年2月24日にリリースされ、配信から5日で100万ダウンロードを突破、4月27日には600万ダウンロードを達成している。実在する競走馬を擬人化した育成シミュレーションゲームで、2016年にプロジェクトとして発表。当初は2018年冬にリリースされる予定だったが、延期を経て、TVアニメ第2期の放送と同時期にリリースされた。
近石さんによれば、今後は育成シナリオの実装やフレンド機能の追加など、さらなるゲーム機能を拡充。加えて、韓国語版・簡体字版を開発し、海外展開も予定しているという。
0件のコメント