2.5次元舞台の最大手ネルケプランニング、サイバーエージェント傘下に

2.5次元舞台の最大手ネルケプランニング、サイバーエージェント傘下に
2.5次元舞台の最大手ネルケプランニング、サイバーエージェント傘下に

株式会社ネルケプランニング代表・野上祥子さん(左)と株式会社サイバーエージェント代表・藤田晋さん(右)

サイバーエージェントが、2.5次元ミュージカル業界のトップランナーである舞台制作会社のネルケプランニングの発行済株式を取得したことを発表。

これにより、ネルケプランニングがサイバーエージェントグループへと参画した。

過去にも共同制作を行ってきた2社

配信サービス・ABEMAの運営や、子会社であるCygamesから『ウマ娘 プリティーダービー』をはじめとする多くの人気ゲームをリリースするなど、目覚ましい活動実績を上げているサイバーエージェントグループ。

今回新たに参画した舞台制作会社・ネルケプランニングが展開する2.5次元ミュージカルは、2021年実績で市場規模239億円と推計されている(外部リンク)。

同社は、2003年に初演したミュージカル『テニスの王子様』のヒットを機に2.5次元ミュージカル市場を開拓。現在も2.5次元ミュージカルのトップランナーとして業界をけん引している。

2社は過去にもABEMAの番組内で、オリジナル舞台『「青空ハイライト」~from主役の椅子はオレの椅子』を共同制作している。

今回のグループ入りで、ネルケプランニングが培ってきた演劇業界での実績とサイバーエージェントグループ資産とのシナジーから、演劇におけるリアルとデジタルの融合を図り、ネルケプラニングの成長と幅広いファンに愛される作品の提供を行っていく。

ネルケプランニングの体制に変更は無し

サイバーエージェントの発表によると、ネルケプランニングの体制に変更はなく、現・代表取締役で演劇プロデューサーである野上祥子さんが引き続き社長をつとめるとのこと。

今後は2.5次元ミュージカルを強みに、日本国内のみならず海外公演を強化することで世界展開を図るとともに、日本発コンテンツのキッズ向け舞台の提供、リアルとデジタルを融合したこれまでにない演劇の創出などを図り、ネルケプランニングのさらなる拡大を目指していく(外部リンク)。

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サイバーエージェントグループの目覚ましい活動実績

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