米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(以下、ソニー・ピクチャーズ)は、アニメ配信サービスを手がけるクランチロールを、親会社のAT&Tから約1200憶円で買収したことを発表した。
ソニー・ピクチャーズはソニーの子会社にあたり、『ドラゴンボールZ』『カウボーイビバップ』『ONE PIECE』『僕のヒーローアカデミア』『進撃の巨人』といった人気コンテンツのライセンスを所有するファニメーションを配下に有している。
今回の買収でクランチロールは、このファニメーションに売却・合併される形となった。
200を超える国と地域で9千万人の登録ユーザーを抱え、300万人がサブスクリプションサービスを利用している。
元は違法アップロード動画の投稿サイトだったが、2008年にテレビ東京と提携し『NARUTO』を正式配信。これを契機に違法投稿動画を一掃し、クリーンな方向に転換した。Naruto and Sasuke vs Momoshiki | Boruto: Naruto Next Generations
以来、提携先を増やし、アニメ配信最大手のサービスへと成長。
その後、2018年に米総合メディア企業・ワーナーメディアの完全傘下となっていた。
アニプレックスはいま絶好調のアニメ『鬼滅の刃』や『Fate/Grand Order』を制作し、Netflixなどの外部配信サービスへ提供している。
そのため今回の買収・合併は、さらなる世界でのアニメ配信を強化する一環だと予想される。
関連して、KAI-YOU Premiumではクランチロールのオフィスや「アニメエキスポ2019」への取材を通して、世界での日本アニメの受容のされ方を追うレポートを公開しているので、そちらもぜひ読んでいただきたい。
ソニー・ピクチャーズはソニーの子会社にあたり、『ドラゴンボールZ』『カウボーイビバップ』『ONE PIECE』『僕のヒーローアカデミア』『進撃の巨人』といった人気コンテンツのライセンスを所有するファニメーションを配下に有している。
今回の買収でクランチロールは、このファニメーションに売却・合併される形となった。
日本アニメの世界配信最大手・クランチロール
クランチロールは、世界中にネットワークを築くアニメ配信サービスの大手。200を超える国と地域で9千万人の登録ユーザーを抱え、300万人がサブスクリプションサービスを利用している。
元は違法アップロード動画の投稿サイトだったが、2008年にテレビ東京と提携し『NARUTO』を正式配信。これを契機に違法投稿動画を一掃し、クリーンな方向に転換した。
その後、2018年に米総合メディア企業・ワーナーメディアの完全傘下となっていた。
さらなる日本アニメの世界展開を見据えて
なお、ファニメーションはソニー・ピクチャーズとアニプレックスの合弁会社。アニプレックスはいま絶好調のアニメ『鬼滅の刃』や『Fate/Grand Order』を制作し、Netflixなどの外部配信サービスへ提供している。
そのため今回の買収・合併は、さらなる世界でのアニメ配信を強化する一環だと予想される。
関連して、KAI-YOU Premiumではクランチロールのオフィスや「アニメエキスポ2019」への取材を通して、世界での日本アニメの受容のされ方を追うレポートを公開しているので、そちらもぜひ読んでいただきたい。
世界でも受容されるアニメ
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