『映画秘宝』クリストファー・ノーラン特集 新作『TENET テネット』の深淵へ

『女帝 小池百合子』妄想映画化企画会議

第2特集では現東京都知事・小池百合子さんに迫った『女帝 小池百合子』(文藝春秋社)の妄想映画化企画会議と称して、映画界の大物を迎え本気で映画化を考える。

同書は小池都知事の学歴詐称問題などの闇に迫ったとして話題のベストセラーだが、スキャンダラスな側面ではなく、この本が描き出す鮮やかな人間描写と、ピカレスクロマン的な構成に感銘を受けた映画人が数多く出現しているという。

この特集では、『映画秘宝』が独断と偏見で、『女帝』の実写化に最適な映画関係者を選び、 映画会社の企画会議とまったく同じ思考法で、「本気で映画化」を考える妄想映画化会議を敢行。

参加者は『スカム』で第57回ギャラクシー賞を受賞した俊英・小林勇貴監督、『殺し屋 1』『麻雀放浪記 2020』など規格外の傑作脚本を執筆してきた脚本家・佐藤佐吉さん。

そしてプロデューサーに北野武さん、五社英雄さん、大林宣彦さんらレジェンド映画監督と共に映画を作ってきた奥山和由さんを迎える。

キャスティングから映画のテイストまで、映画製作の第一歩はどのように形づくられるのかが、臨場感たっぷりに記録された前代未聞の貴重な企画になっている。

ほかにも、『THE BOYS /ザ・ボーイズ』主演陣へのインタビューや、『クレヨンしんちゃん 激突 !ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』『緊急事態宣言』などの新作映画紹介と、今月も盛りだくさんの内容だ。

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