人気ゲーム『Fortnite』(フォートナイト)のプラットフォームを使用しての予告解禁や、その予告編に登場する謎のアイテムが実際に『Fortnite』のゲーム内に登場するなど、ゲームとコラボした施策も話題となった本作。
そんな中、「ドラッグ オン ドラグーン」「NieR」シリーズで知られるゲームディレクター・ヨコオタロウさんや 『ファイナルファンタジーXIV』 プロデューサー・吉田直樹さんなど、一足先に作品を視聴したゲーム業界のクリエイターたちからコメントが到着した。
「時間」を操るクリストファー・ノーラン最新作『TENET テネット』
初監督作『フォロウイング』から『メメント』、『インセプション』『インターステラー』など、「時間」をテーマにし続けてきたクリストファー・ノーラン監督。彼の最新作『TENET テネット』は、ジョン・デイビット・ワシントンさん演じる主人公が、第三次世界大戦の勃発を防ぐために「時間のルールから抜け出す」というミッションに挑むタイムサスペンスだ。
世界各国で堂々の初登場1位を獲得し、9月3日に公開となった全米でもその動向に注目が集まっている。
ゲームクリエイターの視点からみる『TENET テネット』
ヨコオタロウさんコメント
<ゲームディレクター(「ドラッグオンドラグーン」「NieR」シリーズ)>
わーい!みんな大好きクリストファー・ノーラン監督の大期待作「TENET」!楽しみすぎるよ。お、冒頭からノリノリじゃないですか、ん?なんだ、あれ?......ん?ん?ん?いや、どうなってんの?え?え?え?どういう事!?わかんない!!え?ああ、そうか!!いや、え?何?待って!待って!え、ちょ、おま......この、ノーラン!ノーラアッアアンンン!テッ TENET って!ンンンアアッ(中断中)
横山昌義さんコメント
<株式会社セガ 龍が如くシリーズ チーフプロデューサー>
2020年8月20日。天才棋士・藤井聡太が指した常識外の一手は、その瞬間から棋界の”定石“となった。
そして9月18日。天才ノーラン監督の常識外の構想は、理をもって可視化され、新たな映画の”常識“となる。
彼の作り出したクリエイティブの極地は劇場にある。目と耳と肌で感じろ。
イシイジロウさんコメント
<ゲーム作家>
そう!これこそがノーラン映画なんだよ。「メメント」や「インセプション」を観た時のパズルを解く様な知恵熱を呼ぶ映画体験。時間は哲学であり、哲学は時間である。時間と映像に飲まれる至高の150分。
高木謙一郎さんコメント
<株式会社 Cygames ゲームクリエイター>
今作は没入感などと生易しい感覚でいられない。順行と逆行する時間の同時存在は否応なしに観る人をスクリーンへ巻き込んでくる。
先に進んでいるようで元に戻っていく物語の迷宮で主人公と共に不思議な場所に辿り着く新しい映像体験。
(c)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved吉田直樹さんコメント
<株式会社スクウェア・エニックス 『ファイナルファンタジーXIV』 プロデューサー兼ディレクター>
僕はノーラン監督にはいつも嫉妬しか感じない。
この人がゲームを作ったら、いったいどうなるんだろうか、と。
とんでもない映画である。この監督、やっぱりイカれてる!!
ゲーマーたちよ、この映画は必見だ! そして、大いに語り合おう!!
まだ見ぬ映像体験
この記事どう思う?
作品情報
『TENET テネット』
- 監督・脚本・製作
- クリストファー・ノーラン
- 製作
- エマ・トーマス
- 製作総指揮
- トーマス・ヘイスリップ
- 出演
- ジョン・デイビッド・ワシントン、ロバート・パティンソン
- エリザベス・デビッキ、ディンプル・カパディア
- アーロン・テイラー=ジョンソン、クレマンス・ポエジー
- マイケル・ケイン、ケネス・ブラナー
- 公開日
- 9月18日(金)
- 配給
- ワーナー・ブラザース映画
関連リンク
0件のコメント