そんな押井守監督が、自身が高校生だった1968年から各年の発表年にあわせて「いま見るならこの1本」という基準で選んだ映画を解析する『押井守の映画50年50本』が発売される。 発売日は8月12日(水)。価格は税抜き2,200円となっている。
【画像】押井監督は名作たちをどう分析する?
キューブリックからポン・ジュノまで、名作映画を語りつくす
しかし押井守さんは、意外にも『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』をチョイス。
そのため、なぜいま見るなら『2001年宇宙の旅』ではないのかを詳述することから本書ははじまる。
同作を撮ったスタンリー・キューブリックさん、からクエンティン・タランティーノさんの『レザボア・ドッグス』、ポン・ジュノさんの『殺人の追憶』、そしてギレルモ・デル・トロさんの『シェイプ・オブ・ウォーター』まで、各年1本ずつ50本+『2001年宇宙の旅』の計51本を語りつくす。
「前書き」よりの引用
「そんな映画まみれの男にその映画人生を回顧させつつ、昔はものを思はざりけり(権中納言敦忠)の高校時代から現在に至るまで、その年ごとに公開された映画の中から1本の映画を選ばせて(思い出させて)語らせたら、映画マニアあるいはシネフィルと呼ばれる読者になにがしか益するところがあるのではないか。あわよくば高度経済成長からバブルを経て昨今のヘタレた日本の戦後史の一部を、映画を通じてフレームアップできるのではないか--と、企画者および編集者は考えたのでしょう(確信的推論)」
現在、押井守監督は、アニメーション演出家の西村純二さんと『うる星やつら』以来のタッグで制作される新作『ぶらどらぶ』を制作中。新作シリーズアニメ『ぶらどらぶ』の特報映像を公開!
— VLADLOVE-official (@VLADLOVE_ANIME) June 10, 2020
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コンテスト審査員は、押井、西村両監督をはじめとする制作スタッフ!
コンテスト概要 https://t.co/IGAkpFFgyQ pic.twitter.com/cnOi9ITZ57
新作を前に、本書を読んで押井守作品の世界観を予習しよう。
【画像】押井監督は名作たちをどう分析する?
関連商品
定価:本体2,200円+税
発売:2020年8月12日
仕様:A5正寸/320ページ
発行:立東舎/発売:リットーミュージック
商品情報ページ http://rittorsha.jp/items/19317409.html
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