5月2日から5日まで開催される同人誌即売会「コミックマーケット98」(C98)の中止が決まった。
コミケとして初の中止は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止を考慮したもの。
コミケ申込時に使用する同人総合ポータルサイト「Circle.ms(サークルドットエムエス)」の登録者向けに、正式にアナウンスされた。 コミックマーケット準備会はその中で「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止の観点から、誠に残念ではありますが、開催を中止いたします」と報告。
「開催1か月前ほどのご案内となり、大変申し訳ありませんが、ご理解のほどお願いいたします」と謝罪。
あわせて「中止にあたってのご説明、各種対応につきましては、今夜この後、公式Webサイトにて告知を行います」と説明した。
その段階で、政府による大規模イベントの自粛要請や、関係各方面の指示・要請等により、中止や延期を含め「通常通りに開催できないという判断」への可能性に言及していた。
同時に、イベントの理念として、「同人誌を中心として、すべての表現者を受け入れ、継続することを目的とした表現の可能性を広げるための「場」である」ことを自らに課しています」と説明。
可能な限り開催に向けた努力を続けていくことを示しながら、参加者への理解を求めていた。
前回の冬コミ「コミックマーケット97」では史上最多となる75万人が来場。都内有数の大規模イベントの動向は大きな注目を集めていた。
しかし、政府及び東京都による大規模イベントなどに関する自粛要請など、再開の目処がつかないままコミケ開催まで1か月を切ろうとする中で、政府新型コロナウイルス対策本部専門家会議の提言(外部リンク)などを総合的に考慮し、中止を決定した。
気になる中止にあたっての対応だが、参加サークルへの返金については、会場側との交渉も含め調整中。可能な限りの対応を検討しており、決定次第改めて公式サイトで告知される。
また、4月18日発売予定の『コミックマーケット98カタログ(DVD-ROM版)』は発売を中止する。
今後、オリンピック・パラリンピックの延期に伴い、7月・8月に東京ビッグサイトが利用可能なのか、2020年12月に東京ビッグサイトの会場利用がどのように変更されるのか、現時点で不明と説明。
準備会としては、7月・8月に延期することは考えていない。冬の「コミックマーケット99」は、4月11日発売予定のコミックマーケット98カタログ(冊子版)上では、2020年12月29日から31日開催と明記しているが、改めて期間・会場が確定した段階で公式Webサイトなどで告知するという。
最後に準備会は、東京オリンピック・パラリンピックの延期によって、東京ビッグサイト・幕張メッセについての利用制約がさらに続くことが予想されると言及。
そもそも2020年は、当初からイベント・展示会・即売会が、開催中止・会場変更・規模縮小を余儀なくされている。新型コロナウイルスはに伴う自粛要請はそこに追い討ちをかけており、より多くのイベントの中止が相次いでいる。
準備会では政府・東京都その他関係者に対して、「同人誌即売会をはじめ展示会会場を必要とするすべての人々への十分な配慮を、強くお願いする次第です」と締め括っている。
コミケとして初の中止は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止を考慮したもの。
コミケ申込時に使用する同人総合ポータルサイト「Circle.ms(サークルドットエムエス)」の登録者向けに、正式にアナウンスされた。 コミックマーケット準備会はその中で「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止の観点から、誠に残念ではありますが、開催を中止いたします」と報告。
「開催1か月前ほどのご案内となり、大変申し訳ありませんが、ご理解のほどお願いいたします」と謝罪。
あわせて「中止にあたってのご説明、各種対応につきましては、今夜この後、公式Webサイトにて告知を行います」と説明した。
コミックマーケット、中止へ
新型コロナウイルスの影響で「AnimeJapan 2020」や「ニコニコ超会議2020」(ネット上で開催)などが中止を発表する中、コミックマーケット準備会でも3月15日に見通しを発表。その段階で、政府による大規模イベントの自粛要請や、関係各方面の指示・要請等により、中止や延期を含め「通常通りに開催できないという判断」への可能性に言及していた。
同時に、イベントの理念として、「同人誌を中心として、すべての表現者を受け入れ、継続することを目的とした表現の可能性を広げるための「場」である」ことを自らに課しています」と説明。
可能な限り開催に向けた努力を続けていくことを示しながら、参加者への理解を求めていた。
前回の冬コミ「コミックマーケット97」では史上最多となる75万人が来場。都内有数の大規模イベントの動向は大きな注目を集めていた。
コミケ準備会も声明、サークルへの返金は調整中
「Circle.ms」のメールからほどなくして、コミックマーケット準備会からも正式に中止が発表された。それによると3月15日の見通しの発表以降、開催に向けて検討を続けていたという。コミックマーケット98(5月2日~5日開催・於:東京ビッグサイト)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止の観点から、誠に残念ではありますが、開催を中止いたします。開催1か月前ほどのご案内となり大変申し訳ありませんが、ご理解のほどお願いいたします。 https://t.co/sJ9ig06NtQ #C98
— コミックマーケット準備会 (@comiketofficial) March 27, 2020
しかし、政府及び東京都による大規模イベントなどに関する自粛要請など、再開の目処がつかないままコミケ開催まで1か月を切ろうとする中で、政府新型コロナウイルス対策本部専門家会議の提言(外部リンク)などを総合的に考慮し、中止を決定した。
気になる中止にあたっての対応だが、参加サークルへの返金については、会場側との交渉も含め調整中。可能な限りの対応を検討しており、決定次第改めて公式サイトで告知される。
また、4月18日発売予定の『コミックマーケット98カタログ(DVD-ROM版)』は発売を中止する。
コミケ準備会、会場を必要とする人への配慮「強くお願い」
東京オリンピック・パラリンピックの影響から、ゴールデンウィークというイレギュラーな時期での開催となっていた「コミックマーケット98」。今後、オリンピック・パラリンピックの延期に伴い、7月・8月に東京ビッグサイトが利用可能なのか、2020年12月に東京ビッグサイトの会場利用がどのように変更されるのか、現時点で不明と説明。
準備会としては、7月・8月に延期することは考えていない。冬の「コミックマーケット99」は、4月11日発売予定のコミックマーケット98カタログ(冊子版)上では、2020年12月29日から31日開催と明記しているが、改めて期間・会場が確定した段階で公式Webサイトなどで告知するという。
最後に準備会は、東京オリンピック・パラリンピックの延期によって、東京ビッグサイト・幕張メッセについての利用制約がさらに続くことが予想されると言及。
そもそも2020年は、当初からイベント・展示会・即売会が、開催中止・会場変更・規模縮小を余儀なくされている。新型コロナウイルスはに伴う自粛要請はそこに追い討ちをかけており、より多くのイベントの中止が相次いでいる。
準備会では政府・東京都その他関係者に対して、「同人誌即売会をはじめ展示会会場を必要とするすべての人々への十分な配慮を、強くお願いする次第です」と締め括っている。
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