「ニコニコ超会議」開催中止 ネット上で8日間開催へ「ピンチをチャンスに」

「ニコニコ超会議」開催中止 ネット上で8日間開催へ「ピンチをチャンスに」
「ニコニコ超会議」開催中止 ネット上で8日間開催へ「ピンチをチャンスに」

「ニコニコ超会議2019」会場の様子

POPなポイントを3行で

  • 「ニコニコ超会議2020」開催中止
  • ネット上で8日間開催へ
  • 「こんな時だからこそピンチをチャンスに」
4月18日(土)19日(日)に千葉・幕張メッセで開催予定だった「ニコニコ超会議2020」と「闘会議2020」の開催中止が発表された。

中止は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえて決定された。

一方で、インターネット上で8日間に及ぶ「ニコニコネット超会議2020」の開催が決定。

本イベントは中止となったライブイベント等を集合させた、日本最大のインターネットの祭典を目指すとしている。詳細は3月下旬発表予定だ。

合同開催が予定されていた「ニコ超」と「闘会議」

ニコニコ超会議」は、「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」をコンセプトに、2012年から毎年春に開催されてきたドワンゴのビッグイベント。

そんな本イベントは、今回初めて古今東西のゲームが集まる「闘会議」と合同開催されることが決定していた。

前回の「ニコニコ超会議2019」はニコニコ動画事業の低迷などがありつつも、過去最高となる会場来場者数16万8248人を記録。

今回の「ニコニコ超会議2020」は「闘会議」との合同開催ということもあって混雑は必至となっていた。

「こんな時だからこそピンチをチャンスに」

今回新たなに開催が発表された「ニコニコネット超会議2020」は、当初予定されていた4月18日(土)、19日(日)の日程に新たに6日間を加え、4月12日(日)から19 日(日)の計8日間開催となる。

本イベントでは、「ニコニコ超会議」で人気のある企画やインターネット上で話題になったコンテンツなど様々なエンターテインメントをネット上で再現。

新型コロナウイルス感染症により中止になったライブやエンターテインメントコンテンツもネット上で配信される。

また、開催期間中のニコニコ生放送では、バイノーラルマイクや無観客を生かした自由なカメラワークによる出演者の目の前で観ているかのような視聴体験、実際のステージにAR技術を加えた新たなライブ演出などを提供。

ネット視聴だからこそ楽しめる臨場感に溢れたインタラクティブな生放送を実現するという。

さらに、4月18日(土)、19日(日)には幕張メッセ・イベントホールから、伝統芸能と歌舞伎と最新技術が融合した「超歌舞伎 Supported by NTT」、バーチャルキャラクターによる音楽ライブ「VTuber Fes Japan」「VOCALOID Fes」の生放送も行う予定だ。

なお、「ニコニコ超会議2020」のチケットや実施されていたクラウドファンディングは全て払い戻し対応する。詳細は公式ホームページを参照していただきたい(外部リンク)。

夏野剛さん(株式会社ドワンゴ代表取締役社長)コメント

「ニコニコ超会議」と「闘会議」の中止に伴い、お客様、関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたします。よりパワーアップした超会議を成功させるべく、ユーザーの皆様や関係各社の皆様と一緒に今日まで奮闘してきたため、皆様の安全を最優先に考え中止にしましたが、苦渋の決断でした。

しかしこんな時だからこそピンチをチャンスに変え、ネットの力を集結させて、日本最大のインターネットの祭典として『ニコニコネット超会議』を開催します。またとても嬉しいことに、超特別協賛の NTT 様から引き続き、『ニコニコネット超会議2020』もご支援いただけることになりました。

ユーザーの皆様の笑顔が集まる場所をネット上につくり、「そう来たかっ!」と思ってもらえるような『ニコニコネット超会議2020』にしたいと思います。盛大に盛り上げてまいりますので、ぜひ楽しみにしていてください。では『ニコニコネット超会議2020』でお会いしましょう!

ニコ超のこれまで

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