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POPなポイントを3行で

  • カドカワ・川上量生が代表取締役社長を辞任
  • 組織再編でドワンゴがKADOKAWAの完全子会社に
  • 背景にはWebサービス事業の低迷

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ドワンゴ、KADOKAWAの完全子会社に 「ニコニコ動画」等のWeb事業が低迷

川上量生さん/2016年のN高等学校発表会より

カドカワは13日の臨時取締役会で、2019年4月1日付でドワンゴ、Gz ブレイン、大百科ニュース社をKADOKAWAの完全子会社化する組織再編すると発表。

同時に、代表取締役社長・川上量生さんの辞任および取締役への就任を発表した。

川上さんは自身が創業者でもあり、カドカワの傘下となったドワンゴ取締役も辞任。今後はカドカワ取締役及びドワンゴ顧問として、事業戦略立案や新規事業推進を担当する。

カドカワ代表の後任には、同専務の松原真樹さんが社長に昇格。人事の異動は「グループ経営体制刷新のため」とされている。

一方、同日付でドワンゴ代表取締役社長荒木隆司さんも辞任。同時にカドカワ取締役も辞任となった。

ドワンゴ代表取締役社長の後任には、夏野剛さんが就任する。

ドワンゴがKADOKAWAの子会社に

2014年10月1日、株式会社KADOKAWAと株式会社ドワンゴが両社の経営統合による持株会社として設立した株式会社KADOKAWA・DWANGO(2015年に現在のカドカワ株式会社に社名変更)。

KADOKAWAとドワンゴはその子会社として、Gz ブレイン、大百科ニュース社と並列する形でそれぞれ経営されていた。

今後は、子会社管理事業の一部をKADOKAWAが承継。前述の3社を含む53社(孫会社を含む)がKADOKAWAの子会社となる。
カドカワ組織再編後のグループ体制

カドカワ組織再編後のグループ体制/画像はカドカワ発表資料より

組織再編の背景には、ドワンゴが中心に進めるWebサービス事業の低迷があるとみられる。

リリースでも、「グループのさらなる融合を図りドワンゴの新たな創業を成すための体制を整えることがグループ全体の喫緊の経営課題であると認識」と明言している。

積極的な施策の推進も、業績貢献には至らず

発表によると、KADOKAWAグループの事業領域である出版事業と映像・ゲーム事業はいずれも業績は安定。前者は堅調に推移し、後者はビジネス展開を拡大しているという。

一方で、ドワンゴが事業主体となるWebサービス事業は競争の激化などを背景に業績が低迷している。

これまでにニコニコ動画などの動画サービス「niconico」では、回線強化や画質向上を中心とした動画・生放送サービスの視聴環境改善を推進。新バージョン「(く)」や、生放送アプリ「nicocas」をリリースしている。

加えて、VRコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」のリリース、3Dアバター作成アプリ「カスタムキャスト」におけるアイテム課金の導入など、収益拡大に向けた施策を打ち出しているが、投資が先行する中でいまだ業績貢献には至っていないという。

また、Webサービス事業及びゲーム事業において、大きな業績貢献を見込んでいた位置情報ゲーム「テクテクテクテク」においても、クオリティは高く評価されているものの収益貢献が期待値を大きく下回っている。

カドカワとドワンゴのこれまで

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