奈良を舞台にしたギャグRPGで、niconicoの自作ゲーム投稿コミュニティサービス「RPGアツマール」にテストプレイ版が投稿されています。
奈良にまつわるシュールな笑いがそこかしこに散りばめられ、ニヤニヤせずにはいられないそんなゲームです。
今回は、実際に遊んだ著者のプレイレビューをお届けします。
村人たちが奈良トリビアと自虐ネタを披露
「城まで来い」という約束は一応果たしたと、■ファイ奈良ファンタジーのあらすじ■
豊かな海に面した海洋王国・ナラランド・・・
しかしある日突如として、魔王・マツナガが襲来し、ナラランドの海は干上がり、四方を山で囲まれた内陸国となってしまった。
国王ゴタイゴは、国内からニートの若者4名「ショウトク」「サコン」「ヒミコ」「セイメイ」を(強制的に)集め、魔王・マツナガを討伐する勇者に任命するため、王城へと召喚したのであった・・・
国王に会う前に屁理屈を言いながら帰ろうとする若者たち。 国王の呼び出しより阪神戦の方が大事らしい。 帰ろうとしたところ、国王に呼び止められた一行。
魔王の討伐に向かわないと投獄するというので、
しぶしぶ旅に出ることに。
しかも、ナナランドは万年赤字だから報酬はなし。
武器や路銀も適当に現地調達しろとのこと。 的確なツッコミ。 城を出ると、超シンプルなマップ。よーく見ると、形が「奈良県」 村人に話しかけると、ナラトリビアと自虐ネタを披露してくれる。
村人「コーヒーの平均消費量が世界一位なの。知ってた?」
ショウトク「コーヒーばかり飲むほど暇な国ということか」
ヒミコ「人口当たりの国内総生産が世界ワーストなのも納得」 コンビニより古墳の方が近所。標識にも抜かりなく自虐ネタが。 国王はびた一文たりともくれなかったけど、
村の子供はビンボーは可哀想とお小遣いを恵んでくれる。
隣の大人に「子供に恵んで貰うとか人間としてどうなのよ?」
と言われても、世界平和のためには仕方がないのだ。 王道RPGらしく、お金は民家の宝箱からゲット。 シスター公認です。 初期装備はユ〇クロの服なので、
民家から拝借したお金で装備を購入しよう。
何だと? 戦闘が普通に面白いぞ
戦闘は4人パーティーのターン制コマンドバトル。みんな無職(ニート)だけど、戦闘では剣士・格闘家・魔法使い・僧侶のような役職に分かれており、連携して戦う王道スタイル。
それぞれ特徴的なスキルを複数持っており、いつどのスキルを使用するかを考えて戦うのが面白い。 ネーミングセンスもナイス!
また、毒などの状態異常攻撃を放ってくる敵もいたり、なかなか歯ごたえがあるゲームに仕上がっている。
ギャグ全開の世界観とは裏腹に、本格的な戦闘を楽しめるちゃんとしたRPGだ。
シカ? と白熱のバトル!
ダンジョンの奥へ行くと大きなドラゴンと遭遇。 と、思いきや「シカ」でした。 めちゃくちゃ強いので「鹿せんべい」をあげて機嫌をとり、シカの攻撃力を下げる。
やはり鹿せんべいには目がないらしい。
著者はユ〇クロの服のまま挑んだので、超苦戦した。プレイ時間の目安は30分程らしいが、クリアに50分近くもかかってしまった・・・。
テストプレイのラストにはちゃんとオチがあるのでお楽しみに♪
攻略のコツ
この町娘の言うことをちゃんと聞くこと(ユ〇クロは普段着で着よう)。最後に
最後まで読んでくださりありがとうございました。このゲームをプレイすると、楽しいだけでなく奈良にかなり詳しくなれます。
皆さんも機会があれば是非プレイしてみてください。
著者の運営しているゲームブログ「コトダマン通信」
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firmino
根っからのスマホゲーム好き。共闘コトバRPG「コトダマン」をリリース当初からプレイ。
コトダマンの攻略記事やスマホゲーム全般のレビュー記事をブログ『コトダマン通信(https://natsu2018.com/)』にて執筆中。
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