アニメ「天地無用!」シリーズの米国発の新作『Tenchi Galaxy』が始動した。
同作は約30分のパイロット版制作に向けたクラウドファンディングを「Kickstarter」で開始。わずか2日間で目標額の40万ドル(約6300万円)を突破している。
本作にはホロライブEnglish所属のVTuberであるネリッサ・レイヴンクロフトさんが声優参加。本作のオリジナルキャラクター・Risa役を担当することも注目だ。
ホロライブ Englishのネリッサ・レイヴンクロフトさんが演じるキャラクター・Risa
90年代アニメの傑作『天地無用!』が米国発で再始動
『Tenchi Galaxy』は、米国のArmiger Entertainmentが制作するオリジナルアニメーション。今後のシリーズ化を目指すパイロット版として、全1話・約30分で制作される。
『Tenchi Galaxy』パイロット版(監督:ねぎしひろし)
本作は、原作者・梶島正樹さんによる『天地無用!魎皇鬼』のタイムラインや、既存アニメシリーズの直接的な続編には当たらない新作。
プロデューサーは三浦亨さん、監督はねぎしひろしさん。ねぎしひろしさんは、TVアニメ『天地無用!』や劇場版『天地無用! in LOVE』、『愛・天地無用!』など、長年にわたってシリーズに携わってきた人物だ。
英語音声版には、これまで米国版『天地無用!』を支えてきた声優陣が参加。さらに、ホロライブEnglishのユニット「Advent」に所属するネリッサ・レイヴンクロフトさんが、本作のオリジナルキャラクター・Risa役を演じる。
1992年にOVAからはじまった『天地無用!』米国ファンの支援で新作へ
『天地無用!』は、1992年にリリースされたOVA『天地無用!魎皇鬼』を起点とするSFラブコメディシリーズ。
岡山県の高校生・柾木天地と、地球へやってきた宇宙人たちを巡る騒動を描き、スペースオペラとドタバタコメディ、複数のヒロインとの共同生活を融合させた作風で人気を獲得した。
OVAからTVアニメ、劇場版、漫画、小説、ゲームなどへ展開。1990年代に拡大したOVA市場とメディアミックスを象徴する作品の一つであり、後年のSFラブコメやハーレムものにも通じるフォーマットを早期に確立したシリーズとして知られている。
『Tenchi Galaxy』のクラウドファンディングは、米Kickstarterで日本時間7月10日に開始。パイロット版の制作費として掲げた40万ドルの目標を、開始から2日間で達成した。
その後、日本語音声版の制作に向けた45万ドル、4K版制作の47万5000ドル、メイキングドキュメンタリー制作の50万ドルというストレッチゴールも相次いで突破。日本国内からもプロジェクトを支援できる。
公開されたあらすじによれば、主人公・柾木天地たちは惑星・樹雷から盗まれた遺物を取り戻すため、宇宙海賊の本拠地へ向かうことになる。そこで銀河間トーナメントへの参加を余儀なくされ、宇宙海賊の女王と対峙。魎呼の過去にまつわる秘密が明かされていくという。
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