アニメ/ゲーム『[serial experiments lain]]』の二次創作OVA企画『lain : Protocol 7』のクラウドファンディングが、CAMPFIREで開始された。
『lain : Protocol 7』は、『serial experiments lain』の二次創作ガイドライン「serial experiments lain TTL 2019-2028」を利用した、非公式の自主制作OVA企画。
クラウドファンディングの目標金額は200万円。支援者には、完成版本編のデータ、DVD/Blu-rayの他、脚本PDFや制作ノート、設定資料や絵コンテ、メイキング映像、エンドロールへの名前掲載などのリターンが用意されている。
『lain : Protocol 7』キャラクター設定資料/画像はCAMPFIREより
カルト的な人気を誇る『serial experiments lain』とは?
『serial experiments lain』は、1998年に放送されたオリジナルTVアニメ及びPlayStation用ソフトとして展開されたゲーム作品。
14歳の少女・岩倉玲音が、死んだ同級生から届いたメールをきっかけに、現実世界とネットワーク空間「Wired」の境界へと踏み込んでいく姿を描いた。
アニメ作品の監督は中村隆太郎さん、シリーズ構成・脚本は小中千昭さん、オリジナルキャラクターデザインは安倍吉俊さん。
インターネットが現在ほど生活に浸透していなかった時代に、自己や記憶、その接続といったテーマを先鋭的に扱った作品として現在でもカルト的な人気を誇る。
二次創作ガイドライン「TTL」を利用した自主制作のクラウドファンディング
同作は2019年、二次創作ガイドライン「serial experiments lain TTL 2019-2028」を公開。2028年7月6日まで、条件付きで個人やファンコミュニティによる二次創作利用を認めている。
今回の『lain : Protocol 7』はこのTTLガイドラインに基づいて制作される企画であり、公式作品、公式続編、公式監修作品ではない。
プロジェクト側も、公式映像や公式音源、既存商品素材、スキャン素材などは使用せず、新規制作素材または適正に使用可能な素材で構成すると説明している。
生活ログから生成される本人らしい応答がテーマとなる『lain : Protocol 7』
『lain : Protocol 7』の物語の始まりは、死んだはずの少女から届くメール。
個人の生活記録から“本人らしい応答体”を生成する実験「Protocol 7」が描かれるという。
完成尺は約60分を想定。制作は、すたじお自由を中心に進行。監督・脚本・映像制作として伊藤魔鬼さんが参加する。
『lain : Protocol 7』の一場面/画像はCAMPFIREより
映像制作では、手描きアニメーション、セル画、実写、3Dレイアウト、デジタル撮影、UIデザインなどを組み合わせる予定。
制作補助としてAIも活用されるが、企画側は、最終的な演出判断や画面設計、編集や仕上げは人間の手で行うとしている。
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