Netflixアニメーション映画『超かぐや姫!』の制作スタッフによる同人誌『超かぐや姫!おつかれさま本』が、「コミックマーケット108(C108)」での頒布終了後、PDFで無料公開される。
8月14日(金)、サークル・パンケーキオクトパスを主宰するスタジオコロリド所属のアニメーションプロデューサー・桃原一真さんがXで発表した。
桃原一真さんは同誌の頒布を巡って様々な声が寄せられていたと語り、「ご心配とご不安をおかけして本当にすみません」と謝罪。8月15日(土)の頒布終了後にPDFを無料公開すると説明している。
2026年上半期大ブームを巻き起こした『超かぐや姫!』
『超かぐや姫!』は、2026年1月からNetflixで世界独占配信されているオリジナル長編アニメーション映画。
『超かぐや姫!』キービジュアル
Netflixでの配信開始直後から話題を呼び、その後劇場での公開がスタート。各地でチケットの売り切れが続出し、徐々に上映舘数を増やした結果、約4ヶ月にわたるロングラン上映となった。
最終的に観客動員数134万人、興収27億円を達成し、Netflix配信作品でありながら異例とも呼べる数字を記録した。
なお、本作は9月18日(金)からMX4D、4DX、SCREENX、ULTRA 4DX、Dolby Atmosなどの特別フォーマット版の上映を予定。通常版の再上映も発表されている。
『超かぐや姫!』スタッフ93名が参加するフルカラー同人誌
『超かぐや姫!おつかれさま本』は、『超かぐや姫!』の制作スタッフ93名が参加した、全88ページのフルカラーイラスト本。
サークル・パンケーキオクトパスが、8月15日(土)から東京ビッグサイトで開催される「コミックマーケット108」が初日に頒布する。
前述した通り、『超かぐや姫!』は2026年上半期を席巻した作品の一つであり、現在もスピンオフ漫画をはじめとした関連する展開が継続中。発表されるたびに反響を集めている。
そうした状況からか、今回の同人誌の頒布を巡っては、発表直後から「『コミックマーケット』での同人誌ではなく、公式グッズとして販売してほしい」「せめて事後通販してほしい」などの批判や要望が寄せられていた。
また、制作に関わったスタッフによる同人誌(スタッフ本やおつかれさま本と呼ばれる)を、企業ブースではなく一般のサークルで頒布することについて疑問視する声も上がっていた。
「コミケ」ではお馴染みの“スタッフ本” 批判の理由は世代間のギャップか?
一方で、これまでにも「コミックマーケット」で様々な作品のスタッフ本が頒布されており、そうした背景を知る層からは「なぜ『超かぐや姫!』だけ批判されるのか?」という意見もあった。
実際「コミックマーケット」においては、こうしたアニメーターらが参加するスタッフ本が、長年にわたり数多く頒布されている。今回の「C108」でも、『超かぐや姫!』以外の作品で同様の同人誌を頒布をしているサークルもある。
そんな中、今回とりわけ騒動になったのは、スタッフ本文化を知らない世代にリーチするほど『超かぐや姫!』が大ヒットした証左と考えられる。作品の影響力の大きさが、制作陣の想定を上回った結果とも言えるかもしれない。
桃原一真「自分の思慮の浅さを痛感しております」
桃原一真さんは8月14日の投稿で、今回の頒布について「多くの方から今回の頒布の件について様々なお声をいただいております」と説明。
その上で、作品ファンやC108の参加予定者、『超かぐや姫!』運営などに「多方面にご迷惑とご心配をおかけすることとなり自分の思慮の浅さを痛感しております」と謝罪した。
また、「既に当日の計画を立てられている皆様が多い中すみません」とした上で、PDFの無料公開予定も踏まえてイベント参加を検討するよう呼びかけている。
なお、『超かぐや姫!』公式は二次創作ガイドラインを公開しており、個人による同人誌について、2026年末までは即売会会場での直接頒布を基本とする方針を示している(外部リンク)。
また、イベント後の通販についても、会場頒布後に残った在庫のみとし、通販を目的とした追加生産は控えるよう案内している。
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連載
2026年8月15日(土)・16(日)の2日間にわたって、東京ビッグサイトの東1~3・7ホール・西展示棟・南展示棟・東8ホール内外・屋上展示場・庭園他(サークル・企業ブース・コスプレエリア)で開催される“夏コミ”こと「コミックマーケット108」(C108)を特集。

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