12月9日、バンクシーの公式Instagramが1本の動画を公開しました。
https://www.instagram.com/p/B52l1NkHa71/
実際のベンチと壁画のトナカイを組み合わせ、ホームレスのような男性が寝転ぶベンチを、あたかもサンタクロースのソリのように見立てた作品となっています。
キャプションには、「バーミンガムに神のご加護を。20分の間、このベンチでライアンを撮影しました。彼は何も要求しませんでしたが、通行人は温かい飲み物、2本のチョコレートバー、1個のライターを彼に与えました」と記載されています。
クリスマスと言うと「プレゼントを貰う季節」と考えている人も多いでしょうが、本来クリスマスとは「与える季節」なんですよね。イエス・キリストの言葉に「受けるよりは与える方が幸いである」という言葉がありますが、クリスマスプレゼントはそうしたキリスト教の教えを反映しているものでもあります。
持たざる者に与えることこそ、クリスマス・スピリットなんだよというキャプションの言葉に、バンクシーの思いが込められている気がします。同時にクリスマスを前に浮かれ気分になっている人々に対して、クリスマスの本質を忘れるなという皮肉も込められているのでしょう。
※画像:Instagramより引用
https://www.instagram.com/p/B52l1NkHa71/
(執筆者: 6PAC)
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