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日本語初のバンクシー論『バンクシー 壊れかけた世界に愛を』刊行

POPなポイントを3行で

  • 日本語で初のバンクシー論が刊行
  • 著者が現地取材しバンクシーの真意に迫る
  • ストリートアートの起源や英国の社会問題も解説
日本語初のバンクシー論『バンクシー 壊れかけた世界に愛を』刊行

『バンクシー 壊れかけた世界に愛を』/Amazon商品ページ

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ストリートアーティストのバンクシーさんに迫る『バンクシー 壊れかけた世界に愛を』が9月10日に刊行された。

素顔を明かさない覆面アーティストとして活動しているバンクシーさんを、ロンドン在住の研究者・吉荒夕記(よしあらゆうき)さんが現地取材して上梓された。

翻訳書を除く日本語でのバンクシー論の刊行は本作が初めて。日本では馴染みの少ないストリートアートが生まれた背景や、作品の理解に欠かせないイギリスの社会問題までを丁寧に解説。多方面からバンクシーに迫った一冊になっている。


書籍の中をちょい読み

自分の絵をシュレッダーでズタズタにしたバンクシー

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2018年10月5日にロンドンのオークションハウス「サザビーズ」で、バンクシーさんの作品「風船と少女」が1億5000万円落札された途端、シュレッダーで絵が切り刻まれたいわゆる“シュレッダー事件”。以降、日本でも広く知られるようになった。

『バンクシー 壊れかけた世界に愛を』の著者である吉荒夕記さんは、ロンドン在住で博物館学を専門にする研究者。ミュージアムを舞台にしたゲリラ展示でバンクシーさんの標的側に立たされたことがきっかけとなり研究を始めた。

本書ではロンドン、ブリストル、パレスチナでの現地取材を通し、世界各地に仕掛けられた“いたずら”や“事件”を追いながら、それらが投げかけるメッセージの真意に迫っていく。

ストリートアートの背景やバンクシーさんが題材にするイギリスの社会問題も丁寧に解説しているため、ストリートアートやイギリスの社会問題を一から知りたい人への入門書としてもおすすめできる一冊だ。

『バンクシー 壊れかけた世界に愛を』をAmazonで購入する

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商品情報

バンクシー 壊れかけた世界に愛を

著者 吉荒夕記
発売 2019年9月10日(火)
定価 2000円+税
発行 美術出版社
仕様 A5変形、並製、244ページ
ISBN 978-4-568-20275-5

【目次】
プロローグ
第一章  バンクシー、 三つの事件簿
第二章 覆面の謎
第三章 ストリートアートと場の密接な関係
第四章 アートに風穴を
第五章 分断の壁に描く
エピローグ
バンクシーの経歴

【著者プロフィール】
吉荒夕記(よしあら・ゆうき)
1959年生まれ。 国立民族学博物館にてミュージアムエデュケーターを務めた後に渡英。 レスター大学大学院博物館学部にて修士課程修了、 ロンドン大学SOAS美学部にて博士号取得、 在学中に大英博物館アジア部門でアシスタントキューレターを務める。 2012年ロンドンにて「アートローグ」を立ち上げ、 日英間のミュージアム交流をコーディネートしながら、 ミュージアム、 ストリートアートに関する研究を継続。 著書に『美術館とナショナル・アイデンティティー』(玉川大学出版部)などがある。

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