古川日出男、作家生活20周年 特別映像の音楽はアジカン後藤正文

古川日出男、作家生活20周年 特別映像の音楽はアジカン後藤正文
古川日出男、作家生活20周年 特別映像の音楽はアジカン後藤正文

古川日出男さん(C)朝岡英輔

POPなポイントを3行で

  • 古川日出男さんが作家生活20周年
  • 20周年を記念した特設サイトと映像を公開
  • 2月27日には新刊『ミライミライ』も
2月25日(月)、小説家・古川日出男さんの活動20周年を記念した特設サイト「古川日出男のむかしとミライ」が公開された。

また、2月27日(火)には20周年記念作品『ミライミライ』が新潮社より刊行される。

古川日出男『ミライミライ』(新潮社)

サイトと同時に公開された特別映像では、小説だけでなく、朗読ライブや演劇といった表現にも取り組む古川日出男さんの足跡が映し出されている。音楽はASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんが担当。
古川日出男20周年「古川日出男のむかしとミライ」

異形の作家・古川日出男の足跡を追う

1998年、長篇小説『13』の刊行以来、20年に渡って精力的な執筆活動を行い、唯一無二の世界を生み出し続ける古川日出男さん。

公開された特設サイト「古川日出男のむかしとミライ」では、2018年2月25日から2019年3月31日の期間限定で特別企画を随時更新。2019年には20周年記念イベント開催も予定しているという。

また、10年に渡って古川日出男さんの朗読活動を追い続けている、映像監督の河合宏樹さんによる20周年プロモーション映像も公開。

映像では、朗読イベントにて共演した、向井秀徳さん、後藤正文さん、大友良英さん、蓮沼執太さん、黒田育世さんほか、数々の表現者と繰り広げられた圧巻のパフォーマンスの断片が凝縮されている。

古川日出男さん(C)朝岡英輔

一連の20周年プロジェクトと、作家生活20周年について、古川日出男さんは下記のようにコメントしている。

なんだか大変なことになりました。というのも、20年も作家をやってしまったのです。しかも、今後もどうやら死ぬまで作家をやりつづけそうなのです。「やりつづけたいな」という思いと「死にたくないな」という思いがシノギを削っています。どっちがいいんでしょうね。どっちも同じなのか。アドバイスお願いします。

そんなわけで、折にふれて道を誤り、悩みがちな自分(=古川日出男)を見るに見かねて、有志がサイトを作ってくれました。これは、古川日出男が、古川日出男の道を踏み誤らぬよう、古川日出男っぽい人生をまっとうできるようにと用意してくれたマップです。読者の人にもいろいろと有用なマップなんじゃないかと思います。活用お願いします。

Many thanks in advance. 古川日出男さんのコメント

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