連載 | #5 渋谷万歳

なぜ渋谷に人は集まるのか? 空前絶後の年越しパーティーを激写

なぜ渋谷に人は集まるのか? 空前絶後の年越しパーティーを激写
なぜ渋谷に人は集まるのか? 空前絶後の年越しパーティーを激写

突如として出現したバランスボール(紫)

新年あけましておめでとうございます。1月6日(月)より仕事や学校がはじまる方が多いことと思います。

ところで、みなさん年越しはどのように過ごされたでしょうか。

KAI-YOU.net編集部は「ハロウィンもクリスマスも渋谷がヤバかったから大晦日も相当ヤバいことになるのでは」という予想に基づいて、コミケ終了後に渋谷に急行。案の定大変なことになっていました。リアル『北斗の拳』のような暴力的な雰囲気に包まれていました。

W杯の頃から、なにか国民の多くを巻き込んだ大きな祭事がある際には渋谷がドンチャン騒ぎになる、という風潮ができつつあるような気がします。

そして2014年のカウントダウンは、そんな渋谷のドンチャン騒ぎイベントの中でも、特に凄まじい勢いのあるものでした。その混沌、厳戒態勢の模様は、下記の記事をご確認いただければと思います。警察官が大量に配備され、護送車まで出動となった当日の様子を詳細にレポートしています。
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そして今回の記事では、そんな厳戒態勢の裏がどんだけパーティーだったのか、ということを写真でお伝えしたいと思います。

とにかくもうずっと人大杉状態。

渋谷の各所(特に人通りが多いところ)で通行規制がかかり、流れがせき止められていました。安全を考慮しての措置だったのだと思いますが、何度も迂回しなければ目的地に辿りつくことができず、結果的に人が数カ所に押し寄せてしまい、かえってそれがカオスすぎる〝祭り感〟を演出してしまっているようでした。 みんなテンションが高まり過ぎて、そこら中で歓声やらoioiコールやらが上がっていました。 ギャルブランドが集結するテナントビル・109の前。特に人が集中していたように思います。写真左下になぜかギターを掲げている人がいるのが分かりますね。 カウントダウン時には、なぜかスクランブル交差点でモッシュが発生。ニッポンの若者は元気だった。持て余してた。

年明けを渋谷で過ごしたパーティーピーポーのみなさん

2014年が到来した瞬間を楽しむ人々を撮影させていただきました。規制に対する怒号が飛び交いつつも、基本的にはみんな「新年を楽しく迎えたい」という気持ちで、渋谷に来ているようでした。
多種多様な人々が混在する渋谷は、もしかしたら最もポップに近い街の一つなのかもしれませんね(とはいえ、あまりの非日常っぷりに戸惑う我々取材班でした)。 渋谷のパーティーピーポーたちは年が明けてからもとにかく元気でした。

2014年の日本の未来は、明るい。そう確信した夜でした。人に迷惑をかけない範囲で、2014年もポップに楽しんでいきましょう。

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渋谷万歳

日本が世界に誇るべき最高のポップシティ、渋谷。 あらゆるカルチャーと人種が集まるこの街で、毎日のように繰り広げられるパーティー、愛のはじまり、夢の終わり、高揚感と喧噪、その捉えがたきポップの断片をかき集める人気連続企画。 2010年代は渋谷から発信されていく、と思う。

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