7月26日から28日にかけて開催された「FUJI ROCK FESTIVAL’24」の来場者数が公式サイト上で発表された。
7月25日の前夜祭から合わせて延べ4日間で96,000人が来場し、無事に終了したことを報告している。
コロナ禍前の人数に戻らず──チケット代も高騰
「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」は、1997年より開催されている日本最大級の野外ロックフェスティバル。国内外の有名アーティストから、エッジーな新鋭まで勢揃いする音楽イベントとして、根強い人気を誇っている。
「フジロックフェスティバル2024」は、初日のヘッドライナーとして発表されていたアメリカのアーティスト・SZAさんの出演がキャンセルになったほか、チケット代が高騰。
2015年までは3日通し券で4万円を切る中、年々価格が上昇し、昨年には5万5000円に。そして2024年は6万円へと跳ね上がっている。
多くのロックフェスティバルがコロナ禍により大きな影響を受けたが、「フジロックフェスティバル」も例に漏れず、2020年の開催は中止に。
2021年は国内アーティストのみを招聘して開催され、のべ来場者数は35,499人。2022年は69,000人。2023年は114,000人を集め、従来の来場者数に匹敵する集客となったが、2024年は96,000人に減少。前年より2万人程度少なくなる結果となった。
なお、コロナ禍前の2019年は130,000人が来場していた。
Prime Videoでの生配信、Under 18チケットなどの施策も
来場者数の減少には様々な要因が考えられるが、SNSをはじめ、筆者の周りでもチケット価格の高さを理由に来場を諦める声は少なくなかった。
一方で、2024年はAmazon Prime Videoにてライブステージの映像が生配信されたほか、安価なUnder 18チケットが導入されるなど、新たな客層に向けた施策も行われていた。
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