「音楽とSNS、今のバンドマンはやることが2倍になった」
こう話すのは、TikTokを中心に活動しているロックバンド・YENMA(エンマ)だ。YENMA「走れ」Lyric Video
10代のロックフェス「閃光ライオット2014」ファイナルまで出場し、その音楽性で話題を集めたCharles(チャールズ)が一時解散。2018年に再結成してバンド名を改名したのがYENMAだ。2023年3月にはボーカル&ギターの池田光さん、キーボード&ボーカルの深澤希実さん、ドラム&コーラスの山本武尊さんによる新体制のもと再始動を果たした。
再始動後、メンバーが中心となってTikTokコンテンツを作成し始めた。現在は中高生のファンが増加しているという。
山本武尊 小学5年生の時に自分から意識して聴き始めた音楽のジャンルはヒップホップでした。当時アメリカに住んでいて、流行っていたのがヒップホップだったんです。特にギャングスタ系が流行っていたから、50セントをよく聴いていましたね。
バンド系の音楽を本格的に聴き始めたのはバンドを始めてから。日本に戻ってきて高校に入学するタイミングで「楽器をやっていたらカッコいいよね」という単純な理由でバンドを始めて(笑)。
ドラムを選んだのは、父親が趣味でドラムをやっていて家にドラムパッドがあったからなのと、ドラマーってカッコいいなというこれまた単純な理由でした(笑)。
池田光 僕は小さい頃から父親のカーステレオで、チューリップやユーミン(松任谷由実)さんなどを聴いていたので、知らないうちにザ・昭和歌謡曲が体に染みついていました。自分から意識して音楽を聴くようになった時に好きだったのはコブクロですね。
あと、人の影響で洋楽を聴くようになって、ビートルズ、マルーン5、ブルーノ・マーズなど王道ど真ん中の洋楽を聴いていたのですが、中でも一番ハマったのがボン・ジョヴィ。狂ったように聴いていて(笑)、ボン・ジョヴィのギタリストであるリッチー・サンボラに憧れてギターを買ったのがバンドを始めたキッカケです。
深澤希実 小さい頃から母親がクラシック・ピアノの先生だったので、ずっとクラシック・ピアノを習っていました。ただ、自分のルーツの中で一番大きいのはBUMP OF CHICKENです。藤くん(Vo&Gt.藤原基央)が初恋で(笑)、小学6年生から高校3年生までBUMPしか聴かないくらいずっと聴いていました。大学でジャズ・ピアノをやり始めてからは、ジャズも聴くようになりました。
──だいぶ音楽のルーツがバラバラなんですね。そんな3人がYENMAとして集まったのは?
山本武尊 みんな光(ボーカル&ギター)の知り合いなんです。
池田光 僕と武尊は高校時代に留学していて、その留学団体で知り合いました。自己紹介でお互いバンドをやっていると知って絡むようになって、話してみると2人ともレッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)が好きだとわかって意気投合して。それでスタジオに入って仲良くなりました。
山本武尊 高校の時は同じバンドをやっていたわけではなかったんですけど、一緒にスタジオに入っていたんだよね。光とバンドを組んだのは大学時代で、それがYENMAの前身となるバンドでした。
池田光 希実は共通の友人がいたんだよね。
深澤希実 私の大学の友達が、光の高校の友達で。その頃私が所属していたバンドと光たちのバンドとで対バンすることになったんだけど、その時は一言もしゃべらず会釈をする程度でしたね(笑)。
池田光 そう(笑)。ライブに呼んでもらった時に希実がいて、ピアノを弾いている姿がすごく楽しそうで印象的だったんです。だから、YENMAにキーボーディストを入れたいとなった時に、僕が「希実を入れたい」と提案してスタジオに連れてきたらメンバーと意気投合した感じです。
深澤希実 私が加入した時、武尊はサポートドラムだったよね?
山本武尊 うん。Charles(前身のバンド)からYENMAとして再始動するタイミングはサポートドラムだった。もう5年前くらいのことですね。
──なぜ、サポートドラムだったんですか?
山本武尊 会社員とバンドを両立していて、当時は栃木の工場で昼勤・夜勤のシフト制で働いていたんです。週末に東京へ戻ってきてバンド活動をしていたんですけど、その生活が頭おかしくなりそうなくらい大変で……。バンドを辞めようかとも考えて光に相談したこともありました。そのタイミングで一時サポートドラムに。
でも、バンドを辞めずに働けるように現職のベンチャー企業に転職してから、上手くバランスが取れるようになったので、YENMAが始動するタイミングではバンドメンバーに戻りました。 ──両立は大変じゃないですか?
池田&深澤希実 絶対に大変だと思う!
山本武尊 あはは(笑)。でも、2人に予定を合わせてもらっていて、土日と平日の夜にバンド練習、ライブも土日だったから、そこまで大変じゃないんですよ。会社もバンド活動を応援してくれているから、融通も利きますし。この取材も、会社帰りです(笑)。
深澤希実 たしかにすごく素敵な会社で、私たちも会わせてもらったことがあるんですよ。武尊の会社から「YENMAで海外に行かない?」と提案してもらっていて。
山本武尊 海外支社の人がバンド活動しているのを知ってくれていて、向こうのミュージシャンを紹介してくれたり、海外ツアーを組めるか打ち合わせをしてくれたり。すごく協力的なんです。
池田光 希実がTikTokで結果を出していて、SNSに希望を見出したことが大きいですね。音楽をつくるだけではなく、SNSを含めて音楽以外のところでもいろいろチャレンジしていかないといけないと思うようになりました。
──深澤さんのTikTokアカウント「ホストのお兄ちゃんと妹」は、フォロワー数12万人超とすごい数字ですよね……! 実兄でホストのお兄さんと、妹である深澤さんの兄妹アカウントとして人気を博しています。始めた経緯は?
諦めて住む部屋を探し始めて、ようやく決まりそうなタイミングになって兄から「俺が家賃と生活費を全部出すから、今やっている仕事を全部辞めてTikTokやらん?」と連絡があって。それで兄の家の近くに引越して、TikTokの企画を兄と一緒に考え、生活費を工面してもらう代わりに一心不乱に動画をつくる生活が始まりました(笑)。ちなみに、今はちゃんと自立できました!
池田光 何回聞いてもすごい話だよね(笑)。
深澤希実 最初にメンバーに相談したら、特に武尊は心配してくれて。「貯金はちゃんとしておいた方がいいよ」と言われました(笑)。
山本武尊 言いましたね(笑)。
──TikTokがバンド活動に活かされていると感じることはありますか?
深澤希実 現時点では、TikTokを経由してライブに来てくれる人がチラホラいる、くらいですね。それも数十人もいるわけではないから、ここからどうやってバンドに還元していくかが今後の課題だなと思っています。
そもそもTikTokを始めた目的は個人の知名度を上げたくて、まずは人を好きになってもらいたいんですね。ただ、「ホストのお兄ちゃんと妹」は兄をフォーカスしたアカウントではあるので、一度私のバンド活動をネタにした動画をアップしたら、明らかに再生数が伸びなくて……。今はまだ求められていないと感じたので、まずはフォロワー数をとにかく増やしていこうと考えています。
池田光 僕らの方ではTikTokで「ひかるとたける」というアカウントをつくっていて、全面的に希実がサポートしてくれているので助かっています。
池田光 希実はTikTokユーザーの傾向も僕らより知っているから、TikTokでバズりそうな曲を考えてもらっているところです。
──TikTokでバズる楽曲ってどんな傾向があると感じますか?
深澤希実 少し前から、女の子の気持ちを歌う楽曲がトップチャートに入ってきやすいと感じています。『可愛くてごめん』とかですね。TikTokをやっていていろいろわかることは多いので、吸収できることは全部吸収したいと思っています。
兄からも、TikTokユーザーの女子たちの心情が描かれている書籍をオススメされて。『好きとか遊びとか本気とか浮気とか駆け引きとか、もうどうでもいいから愛してくれ』という本なのですが、その話をしたら武尊はすぐに買っていました(笑)。
山本武尊 ですね(笑)。
池田光 武尊が読み終わったので、今は僕が借りて読んでいるのですが、飲み屋で直接話をされている気分になるくらい、生々しくてリアルなんですよ……。今の若い女の子の感覚を勉強するのにすごく役立っています。
なので、僕らも女性に刺さる楽曲づくりにトライしている期間で、僕がメロを書いて、希実が歌詞を書くという新たな試みをしています。
深澤希実 TikTokのメインユーザーである10代の女の子たちに響く歌詞を考えるのって、めっちゃ難しいんですよ。『可愛くてごめん』とか天才だなと思っています。
──TikTokをはじめとしたSNSをかなり意識して楽曲制作をされているんですね。
池田光 SNSでどういう曲が流行っているかは、常にメンバーみんな意識しています。頭サビにしようとか、なるべくイントロは短めにしようとか、曲開始1分以内に必ずサビを持ってくる、とか。バンドでSNSを意識しすぎると色物のように見られるかもしれないけど、僕らとしてはやったもん勝ちだと思っています。
こう話すのは、TikTokを中心に活動しているロックバンド・YENMA(エンマ)だ。
再始動後、メンバーが中心となってTikTokコンテンツを作成し始めた。現在は中高生のファンが増加しているという。
しかし、なぜロックバンドなのに活動エリアがTikTokなのか。それは、メンバーの深澤さんがフォロワー数12万人超のTikTokアカウント「ホストのお兄ちゃんと妹」を運営していることが大きく影響していた。
「人にファンがつくことで、音楽にもファンがつく」と捉えている彼らの、新しいバンド活動スタイルに迫る。流行の発生源がSNSとなってきた今、バンドの在り方はどのように変化しているのだろうか──。@puripuripurie お兄ちゃんの200万勝手に使ってみた!!喜んでくれるかな?🥰 #プリエ兄妹 #ロレックス #ドッキリ ♬ オリジナル楽曲 - プリエ兄妹 - ホストのお兄ちゃんと妹
目次
音楽のルーツはバラバラ…3人がYENMAになるまで
──まずは皆さんの音楽のルーツを教えてください。いつ音楽に触れ始めて、どんな音楽が好きで、何をキッカケに音楽を始めたんですか?山本武尊 小学5年生の時に自分から意識して聴き始めた音楽のジャンルはヒップホップでした。当時アメリカに住んでいて、流行っていたのがヒップホップだったんです。特にギャングスタ系が流行っていたから、50セントをよく聴いていましたね。
バンド系の音楽を本格的に聴き始めたのはバンドを始めてから。日本に戻ってきて高校に入学するタイミングで「楽器をやっていたらカッコいいよね」という単純な理由でバンドを始めて(笑)。
ドラムを選んだのは、父親が趣味でドラムをやっていて家にドラムパッドがあったからなのと、ドラマーってカッコいいなというこれまた単純な理由でした(笑)。
池田光 僕は小さい頃から父親のカーステレオで、チューリップやユーミン(松任谷由実)さんなどを聴いていたので、知らないうちにザ・昭和歌謡曲が体に染みついていました。自分から意識して音楽を聴くようになった時に好きだったのはコブクロですね。
あと、人の影響で洋楽を聴くようになって、ビートルズ、マルーン5、ブルーノ・マーズなど王道ど真ん中の洋楽を聴いていたのですが、中でも一番ハマったのがボン・ジョヴィ。狂ったように聴いていて(笑)、ボン・ジョヴィのギタリストであるリッチー・サンボラに憧れてギターを買ったのがバンドを始めたキッカケです。
深澤希実 小さい頃から母親がクラシック・ピアノの先生だったので、ずっとクラシック・ピアノを習っていました。ただ、自分のルーツの中で一番大きいのはBUMP OF CHICKENです。藤くん(Vo&Gt.藤原基央)が初恋で(笑)、小学6年生から高校3年生までBUMPしか聴かないくらいずっと聴いていました。大学でジャズ・ピアノをやり始めてからは、ジャズも聴くようになりました。
──だいぶ音楽のルーツがバラバラなんですね。そんな3人がYENMAとして集まったのは?
山本武尊 みんな光(ボーカル&ギター)の知り合いなんです。
池田光 僕と武尊は高校時代に留学していて、その留学団体で知り合いました。自己紹介でお互いバンドをやっていると知って絡むようになって、話してみると2人ともレッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)が好きだとわかって意気投合して。それでスタジオに入って仲良くなりました。
山本武尊 高校の時は同じバンドをやっていたわけではなかったんですけど、一緒にスタジオに入っていたんだよね。光とバンドを組んだのは大学時代で、それがYENMAの前身となるバンドでした。
池田光 希実は共通の友人がいたんだよね。
深澤希実 私の大学の友達が、光の高校の友達で。その頃私が所属していたバンドと光たちのバンドとで対バンすることになったんだけど、その時は一言もしゃべらず会釈をする程度でしたね(笑)。
池田光 そう(笑)。ライブに呼んでもらった時に希実がいて、ピアノを弾いている姿がすごく楽しそうで印象的だったんです。だから、YENMAにキーボーディストを入れたいとなった時に、僕が「希実を入れたい」と提案してスタジオに連れてきたらメンバーと意気投合した感じです。
深澤希実 私が加入した時、武尊はサポートドラムだったよね?
山本武尊 うん。Charles(前身のバンド)からYENMAとして再始動するタイミングはサポートドラムだった。もう5年前くらいのことですね。
──なぜ、サポートドラムだったんですか?
山本武尊 会社員とバンドを両立していて、当時は栃木の工場で昼勤・夜勤のシフト制で働いていたんです。週末に東京へ戻ってきてバンド活動をしていたんですけど、その生活が頭おかしくなりそうなくらい大変で……。バンドを辞めようかとも考えて光に相談したこともありました。そのタイミングで一時サポートドラムに。
でも、バンドを辞めずに働けるように現職のベンチャー企業に転職してから、上手くバランスが取れるようになったので、YENMAが始動するタイミングではバンドメンバーに戻りました。 ──両立は大変じゃないですか?
池田&深澤希実 絶対に大変だと思う!
山本武尊 あはは(笑)。でも、2人に予定を合わせてもらっていて、土日と平日の夜にバンド練習、ライブも土日だったから、そこまで大変じゃないんですよ。会社もバンド活動を応援してくれているから、融通も利きますし。この取材も、会社帰りです(笑)。
深澤希実 たしかにすごく素敵な会社で、私たちも会わせてもらったことがあるんですよ。武尊の会社から「YENMAで海外に行かない?」と提案してもらっていて。
山本武尊 海外支社の人がバンド活動しているのを知ってくれていて、向こうのミュージシャンを紹介してくれたり、海外ツアーを組めるか打ち合わせをしてくれたり。すごく協力的なんです。
TikTokフォロワー12万人超、バンド活動に与えた影響
──今、TikTokも積極的に活用されています。何かキッカケが?池田光 希実がTikTokで結果を出していて、SNSに希望を見出したことが大きいですね。音楽をつくるだけではなく、SNSを含めて音楽以外のところでもいろいろチャレンジしていかないといけないと思うようになりました。
──深澤さんのTikTokアカウント「ホストのお兄ちゃんと妹」は、フォロワー数12万人超とすごい数字ですよね……! 実兄でホストのお兄さんと、妹である深澤さんの兄妹アカウントとして人気を博しています。始めた経緯は?
深澤希実 4年付き合って同棲もしていた彼氏と別れて住んでいた家を出ることになったのですが、その時お金が全くなくて……しかも元カレが飼い始めた猫を私が引き取ることになり、1人暮らしで猫2匹と暮らすのはやばいなと。そこで兄に一緒に住むことを提案したら、まあ断られたんですよ(笑)。@puripuripurie ホストのお兄ちゃんの副業とは…?#プリエ兄妹 #ドッキリ #メルカリ ♬ オリジナル楽曲 - ホストのお兄ちゃんと妹
諦めて住む部屋を探し始めて、ようやく決まりそうなタイミングになって兄から「俺が家賃と生活費を全部出すから、今やっている仕事を全部辞めてTikTokやらん?」と連絡があって。それで兄の家の近くに引越して、TikTokの企画を兄と一緒に考え、生活費を工面してもらう代わりに一心不乱に動画をつくる生活が始まりました(笑)。ちなみに、今はちゃんと自立できました!
池田光 何回聞いてもすごい話だよね(笑)。
深澤希実 最初にメンバーに相談したら、特に武尊は心配してくれて。「貯金はちゃんとしておいた方がいいよ」と言われました(笑)。
山本武尊 言いましたね(笑)。
──TikTokがバンド活動に活かされていると感じることはありますか?
深澤希実 現時点では、TikTokを経由してライブに来てくれる人がチラホラいる、くらいですね。それも数十人もいるわけではないから、ここからどうやってバンドに還元していくかが今後の課題だなと思っています。
そもそもTikTokを始めた目的は個人の知名度を上げたくて、まずは人を好きになってもらいたいんですね。ただ、「ホストのお兄ちゃんと妹」は兄をフォーカスしたアカウントではあるので、一度私のバンド活動をネタにした動画をアップしたら、明らかに再生数が伸びなくて……。今はまだ求められていないと感じたので、まずはフォロワー数をとにかく増やしていこうと考えています。
池田光 僕らの方ではTikTokで「ひかるとたける」というアカウントをつくっていて、全面的に希実がサポートしてくれているので助かっています。
深澤希実 このアカウントも、コンセプトは人として好きになってもらうこと。だから光と武尊にスポットをあてた企画を発信しています。@hikaru.takeru バンドメンバーに怖すぎるドッキリ仕掛けてみた👻 #ひかるとたける #ドッキリ #ホラー #YENMA ♬ オリジナル楽曲 - ひかるとたける
池田光 希実はTikTokユーザーの傾向も僕らより知っているから、TikTokでバズりそうな曲を考えてもらっているところです。
──TikTokでバズる楽曲ってどんな傾向があると感じますか?
深澤希実 少し前から、女の子の気持ちを歌う楽曲がトップチャートに入ってきやすいと感じています。『可愛くてごめん』とかですね。TikTokをやっていていろいろわかることは多いので、吸収できることは全部吸収したいと思っています。
兄からも、TikTokユーザーの女子たちの心情が描かれている書籍をオススメされて。『好きとか遊びとか本気とか浮気とか駆け引きとか、もうどうでもいいから愛してくれ』という本なのですが、その話をしたら武尊はすぐに買っていました(笑)。
山本武尊 ですね(笑)。
池田光 武尊が読み終わったので、今は僕が借りて読んでいるのですが、飲み屋で直接話をされている気分になるくらい、生々しくてリアルなんですよ……。今の若い女の子の感覚を勉強するのにすごく役立っています。
なので、僕らも女性に刺さる楽曲づくりにトライしている期間で、僕がメロを書いて、希実が歌詞を書くという新たな試みをしています。
深澤希実 TikTokのメインユーザーである10代の女の子たちに響く歌詞を考えるのって、めっちゃ難しいんですよ。『可愛くてごめん』とか天才だなと思っています。
──TikTokをはじめとしたSNSをかなり意識して楽曲制作をされているんですね。
池田光 SNSでどういう曲が流行っているかは、常にメンバーみんな意識しています。頭サビにしようとか、なるべくイントロは短めにしようとか、曲開始1分以内に必ずサビを持ってくる、とか。バンドでSNSを意識しすぎると色物のように見られるかもしれないけど、僕らとしてはやったもん勝ちだと思っています。
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