TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』や連続テレビ小説『虎に翼』で知られる脚本家・吉田恵里香さんが、11月23日(日)23時放送のMBS/TBS系列のドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演する。
番組では「女性はこうあるべき」という偏見や差別に疑問を投げかけた『虎に翼』の反響が続き、同作のスピンオフ番組制作が行われた2024年9月頃に密着。
「エンターテインメントだからといって、社会と繋がっていないという発想は違うと思う」と語る吉田恵里香さんは、一体なぜ作品を通して世の中に問いかけを続けるのだろうか。
『恋せぬふたり』『ぼっち・ざ・ろっく!』で知られる吉田恵里香さん
吉田恵里香さんは、1987年生まれの脚本家。
2022年公開のTVドラマ『恋せぬふたり』では、恋愛感情も性的欲求も抱かない「アロマンティック・アセクシャル」を描いたことで話題に。優れたTVドラマの脚本家に贈られる向田邦子賞を当時最年少の34歳で受賞した。
2025年公開のTVアニメ『前橋ウィッチーズ』のでは、魔女を目指すという女子高校生たちを主人公に、ルッキズムやヤングケアラーといった社会問題に切り込んだ。
他にも、映画『ヒロイン失格』(2015年)、TVドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(2020年)、『君の花になる』(2022年)などの多数の作品で脚本を手がけている。
2016年には小説『にじゅうよんのひとみ』を刊行。現在は新たな小説の執筆にも挑んでおり、「情熱大陸」ではその様子も映し出されるそうだ。
母校で講師をつとめ、子育てにも励む吉田恵里香さん
今回の放送に合わせて公開された予告映像では「賛否が沸くなと思っても でも今ここで書くことに意味がある」と語る吉田恵里香さん。
番組では脚本家としての仕事に加え、母校・日本大学で講師を務める姿や、5歳の息子の母としての日常など、吉田さんの多面的な活動に密着している。
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