アニメスタジオ・CloverWorksが作画クリエイターの育成プロジェクトを発表した。
TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の監督・斎藤圭一郎さんと、同作のキャラクターデザイン及び総作画監督を担当したけろりらさんが、クリエイターの育成を担当する。
育成プロジェクトの参加者希望者は、CloverWorks公式サイトの採用ページで6月30日(月)まで募集している。
斎藤圭一郎、けろりらに師事しながら作品制作に取り組む
本育成プロジェクトでは、「作画の分野において、アニメーターという枠にとらわれず、絵を武器に作品制作に永く参加していただける人を募集」。
採用された場合は、アニメーション制作の工程を教わりながら、実際に新規プロジェクトの立ち上げに関わり、斎藤圭一郎さんとけろりらさんと作品制作に取り組むことになるという。
プロジェクトの発表に際して、斎藤圭一郎さんはXで「この混沌としたアニメ業界の未来の中で、面白い作品を日々の生活の中で継続して作っていけるチームを作りたいと思っています。ご賛同いただける方のご応募をお待ちしてます」と呼びかけている(外部リンク)。
『ぼっち・ざ・ろっく!』や『着せ恋』を制作するCloverWorks
CloverWorksは、2018年に株式会社アニプレックスの100%出資子会社として設立されたアニメスタジオ。
近年は『ぼっち・ざ・ろっく!』『その着せ替え人形は恋をする』『トラペジウム』といった話題作を制作してきた。
“作画育成監督”という育成に特化したポジションを創設するなど、以前よりクリエイターの育成に力を入れてきたスタジオでもある。
こうした試みは、CloverWorksが良質な作品を制作し続けていくためには、スタジオの未来を担う人材への投資が不可欠だという考えのもと推進されてきたものだ。今回の育成プロジェクトはその一環として実施される。

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