KADOKAWAが7月11日、TVアニメ『【推しの子】』『ちいかわ』などを手がけてきたアニメ制作スタジオ・動画工房を子会社化すると発表した。
今後、KADOKAWAグループおよび同グループのアニメ制作スタジオ5社(子会社のENGI、Studio KADAN、レイジングブル、ベルノックスフィルムズ、関連会社のキネマシトラス)との連携を図り、世界で通用するアニメ作品の創出に向けた体制を、より一層強化するとしている。
設立51年目 『ちいかわ』『【推しの子】』を手がける動画工房
動画工房は1973年創業のアニメ制作スタジオ。これまでにTVアニメ『月刊少女野崎くん』『NEW GAME!』『ダンベル何キロ持てる?』『【推しの子】』などを手がけてきた。
2024年は『夜のクラゲは泳げない』のほか、現在放送中の『ちいかわ』『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』『【推しの子】』第2期を制作している。
動画工房、KADOKAWA代表者のコメント
【動画工房 代表取締役 石黒竜さんのコメント】
設立51年目を迎え、今まで多くの制作会社の方々、専門会社の方々やメーカーの人々と作品を作ってまいりました。KADOKAWAも共に作品を制作してきた会社で、良き理解者であってくれました。動画工房が今まで以上に意欲的に作品作りを続けられる環境を整え、今後もより良い作品を世に出せるよう頑張りますので、応援いただけますようお願いいたします
【KADOKAWA 執行役 Chief Anime Officer(CAO)菊池剛さんのコメント】
50年以上の歴史を持ち、世界中で愛されるアニメスタジオである株式会社動画工房を、当社のグループに迎えられたことは幸甚の至りです。今後はさらに両社の連携を高めていくことで、これまで以上に魅力的で刺激的な、世界中の皆さまの心に残る作品を生み出してまいります
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