『近代麻雀』(竹書房)で連載中の漫画『むこうぶち』が、9月13日(金)に迎える連載25周年を前に、様々な企画を実施している。
現在、主人公・傀(カイ)を象徴するセリフ「御無礼(ごぶれい)」に掛けた御無礼の日(5月20日)に、Kindleをはじめとした各種電子書籍ストアにて24時間限定無料公開キャンペーンが開催中だ。
対象となっているのは、「バブル時代編」が描かれた1巻から56巻まで。
キャンペーン終了後の5月21日(火)〜26日(日)には、バブル時代編が各巻10円(税抜)で購入できるセールも行われる(Kindleストアでは税込11円)。
正体不明の雀士・傀を描く『むこうぶち』
『むこうぶち』は、天獅子悦也さんが手掛ける麻雀漫画。当初はプロ雀士の安藤満さんが麻雀部分の構成に協力。2004年に安藤満さんが亡くなって以降は、ケネス徳田さんが引き継いでいる。
物語の舞台は1980年代後半、バブル時代と呼ばれた未曽有の好景気の時代。正体不明の雀士・傀を主人公に、彼と卓を囲み、勝負する者たちの人間模様を描いている。
主人公の傀は、東京都赤坂を中心に無敗の強者としておそれられた麻雀打ち。組織に属さず麻雀の腕一本で生きる一匹狼の真のギャンブラーであり、通称・“むこうぶち”と呼ばれる人物だ。
1999年に連載が開始。2021年9月24日に刊行された56巻まで、20年にわたりバブル期の日本を舞台に物語を展開した。
57巻からは、バブル崩壊後へと時系列が移った「後(アフター)バブル編」がスタート。漫画は現在も連載中だ。
今回のキャンペーンにも絡んでいる「御無礼」は、傀の決め台詞。直接倒し切る場面でなくとも、傀がこう言った時点で勝負がほぼ決することが多い。
『むこうぶち』連載25周年で原画展やポップアップストアも
『むこうぶち』が連載25周年を迎える9月13日(金)には、最新62巻が刊行予定。
それに合わせ、原画展・ポップアップストアなど、複数のイベントの開催が予定されている。
詳細は決まり次第、25周年記念の特設サイト(外部リンク)で告知予定となっている。
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