緑仙とレオスのレスバでボルテージは最高潮に
葉加瀬冬雪さんの言葉通り、ライブ後半はそれまで以上に観客のボルテージが上がるような、アップテンポの曲が多い構成となった。「天才ロック」(烏屋茶房)、「サラマンダー」(DECO*27)、「MONSTER DANCE」(KEYTALK)を、各メンバーがそれぞれのユニットで歌い終えると、ステージには緑仙さんとレオス・ヴィンセントさんが登場。 2人は芝居を交えながら、ネット上のレスバトルを曲に落とし込んだ岡崎体育さんの「Fight on the Web」を披露。
緑仙さんがケタケタと煽り、レオス・ヴィンセントさんが眼鏡を輝かせて激怒してみせると、カッコいい曲が続いたそれまでとはまた違った形で会場のボルテージが上がっていく。 緑仙さん、レオス・ヴィンセントさんが退場すると、空気ががらっと変わる。終盤へ向けて、改めて空気を引き締めるかのように、伏見ガクさん、レイン・パターソンさんが水樹奈々さんとT.M.Revolutionによる「革命デュアリズム」を、レイン・パターソンさんが「ETERNAL BLAZE」(水樹奈々)を続けて披露。
盛り上がりはそのままに、ラストのブロックに向けてライブは進んでいく。
心細くても「みんながいる」、観客に支えられたフレンのソロ曲
続くMCパートでは、レイン・パターソンさんのパフォーマンスの話題に。とは言っても本人ではなく、フレン・E・ルスタリオさん、レオス・ヴィンセントさん、魔界ノりりむさんの3人が、「がんばってるな…」と温かい目で見守っていたことが暴露され、会場の笑いを誘う。
一方、ラストブロックで初めてソロ曲を披露するフレン・E・ルスタリオさんは、「一人にしないで」と心中を吐露。それに対し、レオス・ヴィンセントさんが「(観客の)みんながいるじゃないですか」とエール。 レイン・パターソンさん、魔界ノりりむさん、レオス・ヴィンセントさんに送り出される形で、フレン・E・ルスタリオさんは無事ソロ曲「かくれんぼ」を歌い切った。
ラストブロックでは、他にも伏見ガクさん、緑仙さん、レイン・パターソンさんによる「牙狼~SAVIOR IN THE DARK~」(JAM Project)、剣持刀也さん、伏見ガクさんによる「DAY×DAY」(BLUE ENCOUNT)が披露。
「DAY×DAY」が終わると、ステージには豪華な椅子に腰かけた剣持刀也さん、緑仙さん、葉加瀬冬雪さん、フレン・E・ルスタリオさん、レオス・ヴィンセントさんの姿が。椅子の座り方にも個性が溢れる5人が、代わるがわる「悪魔の踊り方」(キタニタツヤ)を歌い上げる様は、まるでミュージカルのよう。 続いて魔界ノりりむさん、葉加瀬冬雪さん、フレン・E・ルスタリオさん、レイン・パターソンさんが「Iなんです」(れるりり)を歌唱。
歌い終えるや否やすぐにアンコールの声が湧き上がる。それはそのまま、8人のパフォーマンスに対する称賛でもあった。
涙ながらに語る感想、アンコールに応え「Wonder NeverLand」合唱
会場の声に応えるように、ステージにカムバックしたメンバーたちは、ライブを盛り上げてくれたバンドメンバーを紹介。続けて、それぞれが涙ながらにメンバーや観客への感謝の言葉を伝え、ライブへ向けた練習の中での思い出を語っていく。 和気あいあいと観客との記念撮影を終えると、その場にいた誰もがステージの閉幕が近いことを実感。名残惜しさを滲ませながらも「SYMPHONIA」Day1最後の曲が始まる。
1日目を締めくくるのは、にじさんじ3周年記念プロジェクト「PALETTE」の一環としてリリースされた全体曲「Wonder NeverLand」。 歌唱後、最後の最後まで全力のパフォーマンスを終えたメンバーが退場。終わりの影アナウンスは魔界ノりりむさんの担当だ。
他のメンバーに応援されながら、たどたどしくもアナウンスする魔界ノりりむさん。メンバー同士の微笑ましい関係性を余韻として残しながら、「SYMPHONIA」Day1は終了した。
【写真195枚】ライブの思い出を振り返る
「にじさんじフェス2023」を記事で振り返る
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