チケットが入手困難となった展覧会で公開された怪文書を100点以上を収録。価格は2420円(税込)。
また、書籍刊行記念コラボグッズの発売と、新たなイベント企画が進行していることも発表された。続報は展覧会の公式Xで順次公開される。
【画像10点】書籍に収録される怪文書
文章の裏を想像させる考察型展覧会「その怪文書を読みましたか」
展覧会「その怪文書を読みましたか」は、3月17日〜4月2日にマイラボ渋谷で開催された展覧会。インターネットを中心に活動するホラー/怪談作家・梨さんと株式会社 闇が、ネット上の不確かな情報を元に怪文書を制作。会場内に100枚を超える怪文書が展示された。
来場者が壁一面に張り出された意味不明な怪文書に囲まれながら、文章の裏にある物語を想像する、考察型展覧会を標榜していた。
ちなみに梨さんといえば、日常に潜む怪異などを取り入れた作風の新鋭ホラー作家。著作に『かわいそ笑』(イースト・プレス)、『6』(玄光社)などがある。また、BSテレ東で2022年に放送された「テレビ放送開始69年 このテープもってないですか?」では構成も担当した。
連日長蛇の列ができ、会場がある渋谷を騒然とさせる
異様な会場の雰囲気も相まって渋谷を騒然とさせたこの展覧会は、最終的に合計3285人が来場。
「#その怪文書を読みましたか」のハッシュタグをつけた様々な考察や感想がX上に投稿された。
さらに、考察ブログも開催期間の2週間弱で10件以上公開され、考察型展覧会として成功を収めている。
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書籍情報
『その怪文書を読みましたか』
- 発売日
- 11月28日
- 著者
- 梨×株式会社闇
- 予価
- 2,420円(本体2,200円+税)
【著者プロフィール】
梨(なし)
主にインターネットを中心に活動しているホラー作家。日常に潜む怪 異などを取り入れた作風を特徴とする。「SCP財団」所属、Webメ ディア「オモコロ」にもホラー短編を投稿。 主な作品に『かわいそ 笑』(イースト・プレス)、『6』(玄光社)、原案『コワい話は≠く だけで。』(KADOKAWA)などがある。
株式会社 闇(かぶしきがいしゃ・やみ)
日本一怖い企業サイトで話題となったホラー制作会社。「怖いは楽し い」を合言葉にホラー×テクノロジー「ホラテク」で、新しい恐怖体験 をつくりだす。これまでにお化け屋敷をはじめ、数々のテーマパーク や観覧車、映画館、商店街、ラブホテルでのホラーイベントを企画・ プロデュースする。
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