『デュエマ』運営、公式チャンネルでプレイヤーからの苦情や批判を動画化

『デュエマ』運営、公式チャンネルでプレイヤーからの苦情や批判を動画化
『デュエマ』運営、公式チャンネルでプレイヤーからの苦情や批判を動画化

2022年9月よりテレビ東京系にて放送中のアニメ『デュエル・マスターズ WIN』

トレーディングカードゲーム(TCG)『デュエル・マスターズ(略称・デュエマ)』の公式YouTubeチャンネル「デュエチューブ」を9月11日に更新。

『デュエマ』を取り扱うYouTuberや競技プレイヤーによる『デュエマ』や「デュエチューブ」へのダメ出し・苦情・アドバイスを集めた動画を公開した。

公式運営がユーザー側のネガティブな意見(端的に言えば批判)を、企画という形で昇華する珍しい試みとなる。

ユーザーからのダメ出しを動画化

『デュエマ』公式に対するユーザーからのダメ出し・苦情・アドバイスを集めた動画
今回、『デュエマ』公式に対して物申したのは、8月24日から9月10日にかけて公開されたインフルエンサー大会「第3回 デュエチューバーFES」の参加選手17名。

トッププレイヤーとして知られるZweiLance(ツヴァイランス)さんは、『デュエマ』のランキング制度に関して「(デュエマが)盛り上がりすぎて、大会多すぎ大変……」「もうちょっとゆっくりしてぇ~なぁ」と言及。

ZweiLanceさんは、この問題に関する意見を綴ったnoteを9月7日に公開しており、大きな反響を呼んでいた(外部リンク)。

トッププレイヤーが物申す「この在り方は健全ではない」

ZweiLanceさんはnoteの中で、競技プレイヤーの頂点を競う全国大会へ出場権を得るためには、現状ランキングの上位入りが現実的であると説明。

しかし、現行の制度では、大会(チャンピオンシップ、いわゆるCS)に参加すればするほど上位入りしやすいと指摘。

大会が平日にも毎日開催されている現在、「CS開催の多い関東に住んでいて、時間に余裕のあるプレイヤーが有利」「この在り方は健全ではない」と苦言を呈していた。

過去のダメ出し企画から、実際に改善された例も

2021年にも公開されていた『デュエマ』公式に対するユーザーからのダメ出し・苦情・アドバイスを集めた動画
『デュエマ』を取り扱うYouTuberや競技プレイヤーとのコラボを積極的に行ってきた「デュエチューブ」。

今回のダメ出し・苦情・アドバイスを集めた企画も、インフルエンサーやプレイヤーとの距離が近い『デュエマ』ならではの試みといえるだろう。

なお、2021年の「第1回 デュエチューバーFES」開催時にも同様の企画が行われており、その中では(中古市場における)シングルカードの高騰問題などが指摘されていた。

その問題に関しては改善の傾向も見られており、当時「手に入りにくいカードをどんどん収録してほしい」と意見していたZweiLanceさんも「解消されましたよね!」と今回の動画でコメントを残している。
改善例:『デュエマ』公式で公開されたルール・裁定の解説動画
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1件のコメント

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匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:9881)

デュエル・マスターズって、それこそ三大TCG(ポケカ・遊戯王・デュエマ)の中では唯一海外展開失敗していたり、キャラ人気が低かったりといった側面こそあるけど、他2つに比べプレイヤーと公式が近い距離にいて、公式にプレイヤーの思いが伝わりやすいって言うのはあるよね。あと動画投稿者との連携もあるし。
キャラ人気に関しても、キャラ人気がそこまでないからこその「ディスペクター」という、キャラへの侮辱がテーマとなったクリーチャーの誕生にも繋がってる。キャラ自体にそこまでの人気がないからこそ「キャラを理解した上での尊厳破壊的な侮辱」がプレイヤーに受け入れられたわけで、もし遊戯王で例えば「ブラック・マジシャンとか青眼の白龍などを侮辱するようなイラスト・能力の新規カード」とか刷られたらおそらく炎上するだろうし。
今後もデュエル・マスターズには頑張っていただきたい。